技術賞受賞履歴
ヤマハ発動機の技術ストーリーをご紹介します。
2023 SETC High Quality Paper Award
- 受賞対象
- Development of Lightweight Oil Catch Tank Produced by Laser Powder Bed Fusion
- 受賞者
- 生産技術本部 材料技術部
渡邉慧太、栗田洋敬、岩崎進也
2023 SETC High Quality Presentation Award
- 受賞対象
- Effect of Impurity Elements in Recycled Ingots on Seizure Properties of Die-Cast Cylinders made of Hypereutectic Al-Si Alloy
- 受賞者
- 生産技術本部 材料技術部
大和田純史、鈴木貴晴
2020 IBEX Innovation Award
- 受賞対象
- Phase Angle Control Charging System(高出力オルタネーターシステム)
- ジャイロスタビライザー、空調や音響システム、コンソール周辺の電子機器などを、発電機なしでも使用可能にする、アイドリング状態においても最大96アンペア(1機あたり・ネット値)の電力を供給する船外機用の高出力オルタネーターシステム。
2018 IBEX Innovation Award
- 受賞対象
- F425A
- 4ストロークでは初となる、燃料を高圧、かつ高精度に各燃焼室に直接噴霧する「ダイレクトフューエルインジェクション」とケーブルや油圧装置を廃した「内蔵型電動ステアリング」を採用した排気量5,559cm3・V型8気筒・425馬力の船外機。
2017 IBEX/ IMTEC Innovation Award IBEX/IMTEC Innovation Award
- 受賞対象
- F25G
- F25G
当社既存モデルとの比較で約20kgの重量減、4ストロークとしては25馬力クラス最高レベルの軽量化を達成、バッテリーレス燃料噴射の採用で卓越した始動性も実現した排気量432cm³・直列2気筒の船外機。
2014 SETC High Quality Paper Award
- 受賞対象
- Friction Measurement of Al-17%Si Monolithic Cylinder with using Newly Developed Floating Liner Device
- 受賞者
- 技術本部 MS開発部
佐藤 龍彦
エンジンユニットコンポーネント統括部 材料技術部
栗田 洋敬、他
2013 SETC High Quality Paper Award
- 受賞対象
- Reduced-order Modeling of Intake Air Dynamics in Single-cylinder Four-stroke Engine
- 受賞者
- 技術本部 研究開発統括部 基盤技術研究部
赤間 俊一、村山 恭規、迫田 茂穂
2013 IBEX Innovation Award
- 受賞対象
- F200 および VF150 VMAX SHO
- F200
クラス最軽量(*2013年2月時点)を達成し、米国カリフォルニア州大気資源局(CARB)の2008年度規制値における最高基準値もクリアした排気量2,785cm³・直列4気筒・200馬力の4ストローク船外機。 - VF150 VMAX SHO
4バルブ・DOHC・VCT(可変式カムシャフトタイミング)・電子制御燃料噴射などを採用し、2ストロークに匹敵する最高速度・加速性能と軽量設計を実現した排気量2,785cm³・直列4気筒・150馬力の4ストローク船外機。
2011 SETC Best Paper Award/ High Quality Paper Award
- 受賞対象
- Influence of Injection and Flame Propagation on Combustion in Motorcycle Engine – Investigation by Visualization Technique –
- 受賞者
- 技術本部 研究開発統括部 パワートレイン研究部
湯本 美樹、後藤 一廣、加藤 昇一、飯田 実
2010 SETC High Quality Paper Award
- 受賞対象
- Analysis of Port Injected Fuel Spray Under Cross Wind Using 2-D Measurement Techniques
- 受賞者
- 技術本部 研究開発統括部 パワートレイン研究部
飯田 実、他
- 受賞対象
- VF250 VMAX SHO
- 溶射技術の投入によって軽量化と耐熱・耐摩耗性を高める大口径スリーブレスシリンダーを船外機として初めて採用した、排気量4,169cm³・V型6気筒・250馬力の4ストローク船外機。
2009 SETC High Quality Paper Award/High Quality Presentation Award
- 受賞対象
- Fuel Film Behavior Analysis Using Simulated Intake Port
- 受賞者
- 技術本部 研究開発統括部 パワートレイン研究部
飯田 実、吉川 啓一
2007 SETC Best Paper Award
- 受賞対象
- Fuel Behavior Model-Based Injection Control for Motorcycle Port-Injection Gasoline Engines
- 受賞者
- コーポレートR&D統括部 コア技術研究部
鳥越 昌
コーポレートR&D統括部 システム技術研究部
田辺 大樹、迫田 茂穂
2007 SETC Best Paper Award
- 受賞対象
- Determination of Operating Ranges of Marine Engines
- 受賞者
- Daniel Jeffery Ostrosky、他
2007 IBEX Innovation Award
- 受賞対象
- F350
- 市販船外機で初となるV型8気筒を採用、世界最大(*2007年2月時点)となる排気量5,330cm³をもち、最高出力は350psを発揮した4ストローク船外機。複数搭載(3基まで)時にエンジン回転数を同調させるシンクロ機構なども採用。
2000 Boating Week Innovation Award
- 受賞対象
- F225
- 吸気系統・排気系統のレイアウトを反転させた構造の「バンク内排気システム」を船外機として初めて採用、同等の馬力をもつ製品よりも大幅な軽量・小型化を実現した4ストローク船外機。
- 受賞対象
- HPDI(High Pressure Direct Injection:高圧筒内直接噴射)
- 従来の直噴(20気圧程度)に比べて、50気圧という高圧での噴射を可能にした船外機用燃料噴射システム。より微粒子化された燃料噴射を可能にすることで燃焼効率の向上(低燃費と排ガス浄化)を実現した。
- 受賞対象
- HPDI(High Pressure Direct Injection:高圧筒内直接噴射)
- 従来の直噴(20気圧程度)に比べて、50気圧という高圧での噴射を可能にした船外機用燃料噴射システム。より微粒子化された燃料噴射を可能にすることで燃焼効率の向上(低燃費と排ガス浄化)を実現した。
1999 MotorBoating and Sailing Award
- 受賞対象
- F100
- 船外機としては世界で初めて「16バルブ・DOHC型式」のエンジンを採用した排気量1,596cm³・直列4気筒・100馬力の4ストローク船外機。
- 受賞対象
- HPDI(High Pressure Direct Injection:高圧筒内直接噴射)
- 従来の直噴(20気圧程度)に比べて、50気圧という高圧での噴射を可能にした船外機用燃料噴射システム。より微粒子化された燃料噴射を可能にすることで燃焼効率の向上(低燃費と排ガス浄化)を実現した。
1990 FISITA(国際自動車技術会連盟)大会 論文賞
- 受賞対象
- 新しいオートマチックトランスミッション機構(CVT)を搭載した大排気量モーターサイクル
- 受賞者
- M/C本部 実験部
市原康志
1985 富塚賞
- 受賞対象
- 排気タイミング制御付高性能2サイクル機関(Y・P・V・S)に関する研究開発とその実用化
- 受賞者
- MS開発部
溝口 正泰
1984 日本機械学会賞
- 受賞対象
- 小型2サイクル機関における管内流のLDVによる測定
- 受賞者
- 研究部
松尾 典孝
特機事業部
平野 嘉男、他
1964 オート・アンド・モータースポーツ・マガジン 機械工学優秀賞
- 受賞対象
- YG-1
- 最先端のロータリーバルブ吸気を採用し、排気量75cm³・単気筒・6.5馬力の2ストロークエンジンを70kgの軽量コンパクトな車体に搭載、卓越した走行性能や信頼性を実現したモーターサイクル。