ヤマハＨＰＤＩ搭載の船外機「Ｚ２００Ｎ」アメリカで３つのアワードを受賞　高性能２ストローク船外機で実現させたクリーンな排気と経済性に高い評価

　ヤマハ発動機株式会社は今年2月に開催された東京国際ボートショーで、 2ストローク船外機の排ガス対応エンジンとしてダイレクトフューエルインジェクション機構「HPDI」を搭載した「Z200N」を発表し、10月に世界同時発売しました。このZ200Nの先進性、高性能、さらには経済性がマリン先進国アメリカで高く評価され、1999年年間で、3つの名誉あるアワードを受賞しました。
　1モデルの船外機がこの3つのアワードを受賞するのはヤマハZ200Nが初めてです。

2ストロークHPDI船外機「Z200N」

　1999年8月にオーランド（米フロリダ州）で開催された世界最大のマリントレードショーIMTEC：International Marine Trades, Exhibition ＆ Conferenceで、ヤマハZ200N船外機がエンジン部門のイムテック・イノベーション・アワード（技術革新賞）を受賞。同賞は、ショーに展示されたプロダクトの中から「デザイン、技術が革新的で優れた製品」に与えられるものです。

　Z200NおよびHPDIはアメリカの伝統あるヨット雑誌"モーターボーティング & セーリング"の '99年11月号で"2000イノベーション・アワード"に選ばれました。同賞は「工夫度、創造性、応用性の高いマリン製品」に与えられ、昨年はヤマハ4ストローク船外機「F100A」が受賞しています。

　HPDIシステム搭載のZ200Nがアメリカの有力雑誌"ポピュラーメカニックス"の '99年12月号で"デザイン＆エンジニアリング・アワード"に選ばれました。同賞は「デザイン、技術、革新性の観点で達成度の高い製品」を編集部が選ぶものです。