昨年の船外機「F25G」に続き6度目の受賞 船外機「F425A」が米国でイノベーションアワードを受賞
2018年10月5日発表
ヤマハ発動機株式会社のラインアップの中で最大馬力となる425馬力の4ストローク船外機「F425A」が、2018年10月2日から4日にかけて米国フロリダ州タンパで開催された国際マリントレードショー「IBEX2018(The International Boat Builders’ Exhibition & Conference)」において、米国舟艇工業会(NMMA: National Marine Manufacturers Association)のイノベーションアワードを受賞しました。
イノベーションアワードは、米国舟艇工業会が主催するIBEXにおいて「船舶製造技術/素材部門」「メカニカルシステム部門」「船外機部門」など計13部門別に毎年審査・発表され、審査は専門知識に秀でたボーティングライターズインターナショナル(BWI)のメンバーから選出された審査員によって行われます。審査基準は「既存の製品に比べて革新的であること」「マリン業界および消費者に恩恵をもたらす製品であること」「実用的であること」「費用効率が高いこと」などとなっています。
「F425A」はV型8気筒、排気量5,559cm3、最高出力425馬力の新開発のエンジンを採用した船外機です。燃料を高圧、かつ高精度に各燃焼室に直接噴霧する「ダイレクトフューエルインジェクション」や、ケーブルや油圧装置を廃した「内蔵型電動ステアリングシステム」を4ストローク船外機として初めて採用。ジョイスティックによる操船が可能な「ヘルムマスター」、7インチのタッチスクリーンカラーディスプレイ「CL7」と合わせ、高い利便性を提供します。2018年8月より北米で発売しており、欧州、オーストラリア、日本などの主要市場において、順次発売する予定です。
当社の同賞の受賞は、昨年の船外機「F25G」の受賞に続き6度目となり、このたびの受賞は「F425A」の上記の革新的な技術の導入がマリン先進国アメリカで高く評価されたものです。
[ヤマハ発動機 「F425A」リリース]
https://global.yamaha-motor.com/jp/news/2018/0523/f425.html