技術賞受賞履歴
ヤマハ発動機の技術ストーリーをご紹介します。
2022 計測自動制御学会中部支部 第52期支部賞「技術賞」・「産学連携賞」
- 受賞対象
- 停止時や超低速走行時に自立できる自動二輪車“MOTOROiD”のロバスト制御設計
- 高域遮断特性を有するスライディングモード制御系の導入によって、車両の機構を一切変えることなく、二輪車コンセプトモデルMOTOROiD(2017年発表)の自立制御技術の外乱に対する対応を飛躍的に向上させたこと
名古屋大学大学院工学研究科航空宇宙工学専攻の原進教授との共同研究により自立性能向上と残余モード抑止の相異なる要件を両立させたこと - 受賞者
- 技術・研究本部 デジタル開発統括部 デジタルエンジニアリング部 エンジニアリングシステムG
土屋 光生 - 技術・研究本部 NV・技術戦略統括部 技術戦略部 技術戦略G
木村 哲也
2020 IBEX Innovation Award
- 受賞対象
- Helm Master EX
- 離着岸などで必要となる、横へのスライド、前後・左右・斜め方向への移動、360度回転などを、直感的な操作が可能なジョイスティックによってサポートする操船制御システム。初の自社開発によるオートパイロット機能や完全電動ステアリングを採用。
- 受賞対象
- 自動二輪自立制御機構(AMCES)の研究開発
- 知能化と自律技術を適用したバランス制御を実装、マシンが自らの状態をセンシングして重心移動によって起き上がり、そのまま不倒状態を保つ機能を持たせたコンセプトモデルMOTOROiDに搭載された二輪の自立技術
- 受賞者
- モビリティ技術本部 デジタル開発統括部 デジタルエンジニアリング部
土屋 光生 - 先進技術本部 NV事業統括部 企画部
辻井 栄一郎 - AM事業部 第2技術部
寺山 敬 - 先進技術本部 研究開発統括部 基盤技術研究部
鶴見 尚
- 受賞対象
- ヘルムマスター
- ステアリング、シフト操作やエンジンスロットルの開度などを電子制御することで、離・着岸時や狭いスペースでの操船をジョイスティック1本による直観的な操作で可能にする船外機用の操船制御システム。
- 受賞者
- マリンエンジン事業部開発統括部
菅野 功
2013 APAC Best paper Award
- 受賞対象
- Support Effects of the Haptic Throttle Grip by the Friction Circle on the Driving Wheel
- 受賞者
- 技術本部 研究開発統括部 システム安全技術研究部
藤戸 学、坂井 浩二、原薗 泰信