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事業領域:プール

ヤマハ発動機のマリン:プールをご紹介します。

製品プロフィール

日本のプール需要としては、スクールプール、幼児用プール、レジャー用プール、健康増進・医療用プール、競技用プール、リニューアルプールなどがあります。素材(材質)別では、当社が手掛けているFRP(ガラス繊維強化プラスチック)製のほかには、金属やコンクリートによるプールがあります。
FRP製プールには軽量、高強度、加工のしやすさ、耐候性・耐震性・保温性に優れ、工期が短いことなどの特長があります。

事業の歩み

ボートの開発製造において実績を重ねたFRP技術を活かし1974年に日本で初めてオールFRP製プールの製品化に成功、数多くのプールを日本全国で納入、スクールプールの累計出荷は国内トップの実績です。

市場の現況

公共施設、幼稚園、保育園、小中学校等ではプール施設の老朽化が顕著になってきており、長寿命化のための改修需要が増えてきています。
また、プールは高齢者や障がいのある方でも、安心してウォーキングや水中運動が行えるため、福祉施設や民間スイミングクラブ等では、健康増進を目的に多くの方に利用いただいています。一方、小中学校向けのプールは、少子化による学校の統廃合や水泳授業の民間への外注化などで新規発注件数は減少しています。

FRP技術をソリューション分野で活用

軽量で強靭、また高い設計の自由度といったFRP素材の特徴と、プールやボートの製造で培った当社の設計・解析技術を活かしたソリューション分野での活用も始まっています。FRPはコンクリート等に代わる構造物や建築物の素材として注目を集めています。また、FRPで軽量コア材を挟んだサンドイッチパネルが公園内の歩道橋やカプセルホテルユニットに採用されるなど、構造物や建築物の素材としても注目を集めています。

主な生産拠点

名称 所在地
ヤマハ発動機(株)新居事業所 静岡県湖西市
2023年 スクールプール(20m以上)
の国内総需要と素材別内訳(当社調べ)
グラフ
2023年 FRP製プール(20m以上)の
国内総需要と当社出荷基数(当社調べ)
グラフ
当社プール事業の売上高の推移
グラフ

*なお、当社は2024年3月末をもって営業活動を終了し、プール事業から撤退することを決定しました。これまでに納入したプール本体などのアフターサービスは今後も継続します。

事業領域

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