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低速モビリティサービスへの取り組み

インパクト評価の主な取り組みについてご紹介します。

ラストワンマイルの移動ソリューションとして、ゴルフカーの技術を活用した低速小型EV(グリーンスローモビリティ)をさまざまな地域で展開しています。高齢者をはじめとした地域住民の生活の足として、人々の豊かな生活に貢献しています。

グリーンスローモビリティ市場導入(2014年)時点からの累計インパクト金額は85.1百万円です。最新の単年での社会的インパクト金額は、以下の内訳です。

インパクト分野 インパクト金額(2024年)
医療分野 1.3百万円
介護分野 33.1百万円
環境分野 0.2百万円
合計 34.6百万円

米国ハーバード・ビジネス・スクールから提唱されたインパクト加重会計(IWA=Impact Weighted Accounting)の手法に基づき、上記算出式を開発し、社会的インパクトの貨幣換算化を実施しました。

* 上記運行エリアは各年度で2か月以上運行をしている生活用途利用の地域
* 推定利用者数(延べ人数ではない)は合計で3,156人。主要エリア別では大阪府799人、千葉県764人、島根県389人、愛知県285人、奈良県255人。

インパクト金額の算出メソドロジー

(医療分野)医療費抑制:
推定利用者数*1 × 平均乗車日数 × 乗車時の平均増加歩数 × 1歩当たりの医療費抑制効果*2

*1 実証データおよびドライバーからのヒアリング等により振れ幅考慮の上で算出
*2 国土交通省「まちづくりにおける健康増進効果を把握するための歩行量(歩数)調査のガイドライン」使用

(介護分野)介護費抑制:
月1回以上推定利用者数*1 × 介護費抑制効果額*2

*1 実証データおよび自治体からのヒアリング等により振れ幅考慮の上で算出
*2 千葉大学との共同研究結果を引用し当社が作成

(環境分野)CO2削減額:
稼働台数 × 走行中平均乗車人数 × 総走行距離 × (ガソリン車排出原単位 − 低速モビリティ排出原単位) × 自家用車からの転換割合 × 当社インターナルカーボンプライシング

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