「個」と「社会」へ両立する研究開発
2001年 企画展 Vol. 1
2001 企画展 Vol.1
「個」と「社会」へ両立する研究開発
「個」と「社会」へ両立する研究開発
開催期間:2001年2月10日・24日 3月10日
軽量材料の飛躍 | 広がる高分子材料の世界 | ||||||||||||||||||||||||||
移動体にとって軽量化は必須の課題です。ドライバビリティ向上や燃費低減に直結する軽量化技術は近年大きく進化しています。すでにアルミニウム合金は軽量材料としてお馴染みですが応用技術の進化により、新しい可能性が広がってきています。また、マグネシウム合金や、カーボン材料においても従来の常識を打ち破る技術が続々登場しています。ここでは、軽量材料の最新技術とそれを使った部品の例をご紹介します。 あなたならこの軽くて強くてデザインの自由度を広げる材料をどのように使いますか?)
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セルロースやフェノールから始まった高分子材料技術は急速な発展をとげ、ポリエチレンやポリプロピレン、ナイロンなどの人々の暮らしに役立つ、優れた材料を生み出しました。環境に対する負荷が議論されているペットボトルもレース用の部品や防弾チョッキにも使われる、ケブラー繊維やカーボンファイバーも高分子材料の仲間です。 そのような多様な高分子材料が最近更に機能を広げています。分子構造を研究する事により紙と鉄くらい性質の異なる物質を生み出すことができるようになっています。そのような高分子材料の多彩な機能の一部をご紹介します。
展示協力/株式会社日本製鋼所 |