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ヤマハ発動機は新たな「レース」の場で、新たなチャレンジに取組みます。舞台は電気自動車のF1とも称される「フォーミュラE」

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2026年8月16日

シーズン12 第17戦 ロンドン(イギリス)

ルーカス・ディ・グラッシ、ロンドンで現役最後のレース

 

リザルト

R1 R2 R3 R4 R5 R6 R7 R8 R9 R10 R11 R12 R13 R14 R15 R16 R17
#11 Lucas di Grassi
Grid 20 16 19 20 19 19 19 15 17 19 20 18 19 17 19 20 20
Race DNF 13 13 16 15 12 17 16 8 9 10 18 1 11 11 DNF DNF
#22 Zane Maloney
Grid 19 14 13 19 10 10 7 6 20 20 17 19 8 19 15 17 18
Race 10 16 11 DNF 18 20 15 17 13 10 11 11 DNF 19 10 DNF 17
 *
DNF: Did Not Finish リタイア

キーポイント

  • ローラ・ヤマハABTフォーミュラEチーム、参戦2年目を終了。今季は1勝を挙げ、35ポイントを獲得

  • ルーカス・ディ・グラッシにとって現役最後のレース。ローラ・ヤマハとABTのパートナーシップも終了

ロンドンE-Prixでのポイント獲得こそならなかったものの、ローラ・ヤマハABTフォーミュラEチームは参戦2シーズン目を終え、チーム初優勝を達成するとともに、昨シーズンを上回るポイントを獲得してシーズンを締めくくった。

今シーズン序盤、自身の引退を決断していたルーカス・ディ・グラッシにとって、プロレーシングドライバーとして最後のレース。フォーミュラE創設当初からシリーズに携わってきた彼にとって、このカテゴリーはキャリアの重要な一部であった。シーズン3で年間チャンピオンに輝いたほか、これまでに1,109ポイント、42回の表彰台、14勝を記録。その最新の勝利は、数戦前の上海E-Prixにおいてローラ・ヤマハABTフォーミュラEチームとともに達成したものだった。

また、このレースは過去2シーズンにわたりチーム運営を担ってきたABTとのパートナーシップの締めくくりともなった。今年初め、ローラはGEN4時代に向けてレースチームを自社運営化する方針を決定。これにより活動の効率化を図るとともに、今後のプロジェクトに向けた専門知識の強化や、モータースポーツを通じたイノベーションの促進を目指している。

しかしながら、ロンドンでの最終戦は厳しい一日となった。ルーカスはフリープラクティス3で技術的トラブルに見舞われ、マシンがコース上で停止。セッションは赤旗中断となった。このトラブルによりリヤセクションとバッテリーの交換が必要となり、予選に出走できなかっただけでなく、決勝では20グリッド降格ペナルティも科されてしまった。レース中には電気系統の問題も発生し、最終的にリタイア。現役最後のレースは不本意な形で幕を閉じることとなった。

一方のゼイン・マロニーはグループ予選で10番手タイムとなり、決勝レースは18番グリッドからスタート。序盤にポジションをあげるため、アグレッシブな戦略を採ったが、レース全体のペースは予想以上に速く、一時は10位まで順位を上げたもののポジションを維持できず、最終的に17位でフィニッシュした。

「これで私のフォーミュラEにおけるキャリア最後のレースが終わりました。マシンに電気系統のトラブルが発生し、ストレートエンドで止まらざるを得ず、理想的な締めくくりにはなりませんでした。

それでも、この2年間をローラ・ヤマハABTフォーミュラEチームとともに過ごせたことをとても嬉しく思っています。エンジニア、メカニック、そしてマネジメントの皆さんのサポート、そしてこの2年間でともに築き上げてきたすべてに心から感謝します。

私たちはフォーミュラE史上、最も早く表彰台と優勝を達成した新規参戦チームであったことを決して忘れてはいけません。ローラとともに成し遂げたことは、このシリーズの歴史に刻まれるでしょう。

この2年間は本当に素晴らしい時間でした。良い時も悪い時もあり、非常に感情的な瞬間もありましたが、かけがえのない思い出と多くの友人を得ることができました。それらはこれからもずっと私の心の中に残り続けるでしょう。」

#11 ルーカス・ディ・グラッシ

「これで私にとって最初の2シーズンが終わりました。結果という面では苦しい戦いが続きましたが、新しいマニュファクチャラーがフォーミュラEに参入した際には予想されることでもあります。

それでも、このチームで仕事ができたことを心から楽しみました。チームには素晴らしく才能豊かな人たちが集まっており、とりわけ私を支えてくれたエンジニアたちは本当に素晴らしかったです。

コース外では多くの良い時間を過ごし、コース上ではそう簡単ではありませんでしたが、大切なのは常に前進し続け、高いモチベーションを維持できたことです。

最後に、この2シーズンにわたり支えてくれたローラ・ヤマハABTフォーミュラEチームのすべての皆さんに感謝したいと思います。」

#22 ゼイン・マロニー

「チームにとって挑戦の多いシーズンではありましたが、全員が注いできた努力と開発の成果、そして上海E-Prixでチーム初のフォーミュラE優勝を達成できたことを非常に誇りに思います。

まず、シリーズ参戦初年度から2シーズンにわたり力強いパートナーでいてくれたABTに感謝したいと思います。彼らの存在なしには、これほど短期間で初表彰台や初優勝を成し遂げることはできなかったでしょう。

また、ルーカスにも感謝したいと思います。初めてのテストからロンドンでの最後のレースまで、彼は私たちの歩みにおいて重要なメンバーでした。彼はチームの開発や改善、そして前進を力強く支えてくれました。今後もモータースポーツ界で彼がどのような活躍を見せてくれるのか楽しみにしています。

さらに、困難な状況の中でも信じられないほど懸命に働き続けてくれたチームの全員に感謝します。統一規格のレースであるフォーミュラEにおいて、マシンの世代の途中から新規参入したマニュファクチャラーとして苦戦は避けられません。レースウィークごとに努力を続けるのは簡単なことではありませんでしたが、チームは献身性と前向きな姿勢を決して失いませんでした。

今後はチーム運営を自社内に移行し、次シーズンより適用される新規格GEN4へ挑戦します。この2年間で築いた強固な基盤をさらに発展させ、来シーズンにはより良い結果を目指していきます。」

ローラ・ヤマハABTフォーミュラEチーム代表、マーク・プレストン

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