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ブラジルで迎えたシーズン12の開幕戦は、私たちの期待通りにはいきませんでした。フリープラクティス2で問題が発生し、数周しか走れず、予選ではフロントドライブシャフトのトラブルで最後尾からのスタートとなってしまいました。それでもレース前半は非常に良い走りができ、20位から7位まで順位を上げました。しかし、2度目のアタックモードで他のドライバーの判断ミスに巻き込まれ、レースを失うことになりリタイアを余儀なくされました。次戦メキシコではさらに強くなって戻ってきます。」

#11 ルーカス・ディ・グラッシ

「今日は本当に混乱した一日でした。予選では両マシンがフロントドライブシャフトのトラブルに見舞われ、とても残念でした。ペースは良かったと思いますが、最後尾からのスタートとなり戦略を分けざるを得ませんでした。残念ながらルーカスは完走できず、わたしたちにも赤旗対応上の問題がありましたが、マシンの速さは昨年より一歩前進しており、今後に期待できると思います。フォーミュラEで初めてポイントを獲得できて嬉しいですが、もちろんそれ以上を目指しています。これからもプッシュし続け、次戦メキシコでさらなる成功を収めたいです。」

＃22 ゼイン・マロニー

「シーズン初戦、そしてルーカスの母国でのレースは私たちにとって非常に厳しい一日となりました。アタックモード中の他ドライバーとの接触により、ルーカスがポイントを持ち帰れなかったのは残念です。しかし、チームにとって大きな収穫は、ゼインがフォーミュラEで初めてポイントを獲得できたことです。これは彼のシーズン2年目の最初の3戦で達成すべき目標のひとつでしたが、すでに今日それを実現できたのは素晴らしいことです。新年のメキシコ戦に向けてやるべきことは多いですが、チーム一丸となって改善を続けられると確信しています。」

ローラ・ヤマハABTフォーミュラEチーム代表、マーク・プレストン

ABB FIAフォーミュラE世界選手権、次戦は2026年1月10日（土）にメキシコシティで開催されます。

ローラ・ヤマハABTフォーミュラEチーム公式サイト（英語）