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レース結果・ニュース

ヤマハ発動機は新たな「レース」の場で、新たなチャレンジに取組みます。舞台は電気自動車のF1とも称される「フォーミュラE」

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2025年7月26日

シーズン11 第16戦 ロンドン(UK)

ローラ・ヤマハABTフォーミュラEチームは最終戦でポイントを獲得、ポイント合計を伸ばした

リザルト

R1 R2 R3 R4 R5 R6 R7 R8 R9 R10 R11 R12 R13 R14 R15 R16
#11 Lucas di Grassi
Grid 14 17 21 16 7 17 11 18 6 19 4 20 15 22 21 21
Race DNF 20 DSQ 16 2 13 DNF 17 5 18 9 13 17 12 17 9
#22 Zane Maloney
Grid 19 9 20 20 20 22 9 16 15 18 11 19 18 14 22 18
Race 12 15 16 18 19 21 14 16 14 19 11 18 16 18 DNF 16
 *
DNF: Did Not Finish リタイア
 *
DSQ: Disqualified 失格

キーポイント

  • 力強い戦略と判断力、そして卓越したレーステクニックにより#11ルーカス・ディ・グラッシは 21 番グリッドからスタートし、 9 位でフィニッシュ。#22ゼイン・マロニーは 18番グリッドからスタートし 16 位でフィニッシュしました

  • ペースに課題はあったものの、ローラ・ヤマハABTフォーミュラEチームとしてマイアミでの2位表彰台、さらに3回のポイント獲得という好成績を残し、初シーズンを合計32ポイントで終えることができました

ロンドン第2戦、ルーカス・ディ・グラッシが 9 位でフィニッシュし、2ポイントを獲得。ローラ・ヤマハABTフォーミュラEチームは、ABB FIAフォーミュラE世界選手権の初シーズンを好成績で終えました。

シーズン最終戦でも、チームはペースがあがらずに苦戦。ゼイン・マロニーとルーカス・ディ・グラッシは、グループ予選をそれぞれ10番手で終えました。決勝レースにおいてルーカスは前半にエネルギーを節約し、後半に攻める戦略を取りました。最初のアタックモードで 12 番手まで順位を上げた後、マシンのフロントウィングを損傷しましたが、幸いにも交換は必要ありませんでした。フォーミュラEで最も成功したドライバーの1人であるルーカスは、そのドライビングスキルを発揮し、2回目のアタックモードでポイント圏内に入り、10位でチェッカーフラッグを受けました。前方を走るライバルにペナルティがあったため、最終的に9位でフィニッシュとなりました。

ゼインは早期にアタックモードを使用しましたが、直後にイエローフラッグが出てしまい、有効に活用できませんでした。またライバル車との接触により、フロントウィングが損傷。交換には至りませんでしたが、レースに大きく影響が出てしまい、最終的には16位でフィニッシュとなりました。

ロンドンでのレースはチームにとって挑戦的なものでしたが、シーズンを通じてローラ・ヤマハABTフォーミュラEチームは進歩を遂げ、ルーカスの第5戦マイアミ大会での2位表彰台を含め、4回のポイント獲得を果たし、将来の可能性を示すことができました。

「私たちは、今年最も厳しい週末を2ポイント獲得で終えることができました。これはレースで完璧な戦略を実行し、適切なタイミングのオーバーテイクとエネルギー節約を両立させることができたからです。シーズン最終戦をポイント獲得で締めくくれたことは、夏のオフシーズンもハードワークを続けるためのモチベーションアップにつながります。サンパウロで始まる新シーズンまであと数ヶ月しかありません。競争力を確保するために、私たちはハードに努力し続けます。」

#11 ルーカス・ディ・グラッシ

「週末を通じてペースがあがらず苦戦、今日は私たちにとって厳しい一日となりました。残念ながら、ライバルとの接触事故で、私のレースはほぼ終了してしまいましたが、チームとして戦略と実行の面では良いレースができたと思います。ルーカスは私と異なる戦略を採用し、それを上手く実行して2ポイントを獲得しました。これはチームにとって素晴らしい成果です。今シーズン、私を支えてくれたチーム全員に感謝したいです。私の目標は、来シーズンは非常に強い状態で戻り、第1戦からポイント争いに加わること。これはチームの目標でもあり、オフシーズン中に全力で取り組んで実現させます。」

#22 ゼイン・マロニー

「ルーカスの素晴らしいドライビングと戦略によりポイントを獲得し、シーズンを良い形で締めくくることができて大変うれしく思っています。初参戦の新しいチームにとって、特にライバルチームから2年も遅れている状況では、最初のシーズンは大きな挑戦となります。シーズンを通じてチーム全員が努力を重ね、全体としての進歩したこと、獲得したポイント、特にマイアミでの2位表彰台獲得に誇りを感じています。今シーズンに得た教訓を活かし、シーズン12に向けて最良のポジションを築いていくために、まずはチームで十分な休息を取ります。」

ローラ・カーズ・モータースポーツ・ディレクター、マーク・プレストン

「GEN3での戦いに途中から参戦し、他のチームに追いつこうと努力を重ねてきた私たちにとって、シーズン最終戦でポイントを獲得できたことは大きな喜びです。厳しいシーズンでしたが、ローラ、ヤマハ発動機、ABTの三者が結束して良い結果を残せたことを、私は非常に誇りに感じています。多くのことを学び、シーズン12でより強くなって戻ってくるために、この経験を活かす準備はできています。」

ABT CEO、トーマス・ビアマイヤー

ABB FIAフォーミュラE世界選手権は、シーズン12として今年10月のバレンシア・テストで戻ってきます。

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