レース結果・ニュース
ヤマハ発動機は新たな「レース」の場で、新たなチャレンジに取組みます。舞台は電気自動車のF1とも称される「フォーミュラE」


2025年5月4日
シーズン11 第7戦 モナコ(モナコ)
モナコでの厳しい週末、ローラ・ヤマハABTフォーミュラEチームは改善に取り組む
モナコでのダブルヘッダー2戦目。ローラ・ヤマハABTフォーミュラEチームはウェットコンディション下で高いポテンシャルを示しましたが、追加のポイントを獲得することができませんでした。
リザルト
R1 | R2 | R3 | R4 | R5 | R6 | R7 | R8 | R9 | R10 | R11 | R12 | R13 | R14 | R15 | R16 | |
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#11 Lucas di Grassi | ||||||||||||||||
Grid | 14 | 17 | 21 | 16 | 7 | 17 | 11 | |||||||||
Race | DNF | 20 | DSQ | 16 | 2 | 13 | DNF | |||||||||
#22 Zane Maloney | ||||||||||||||||
Grid | 19 | 9 | 20 | 20 | 20 | 22 | 9 | |||||||||
Race | 12 | 15 | 16 | 18 | 19 | 21 | 14 |
- *
- DNF: Did Not Finish リタイア
- *
- DSQ: Disqualified 失格
キーポイント
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ウェットコンディションでの改善にもかかわらず、ローラ・ヤマハABTフォーミュラEチームはダブルヘッダー2戦目のE-Prixでポイントを獲得できませんでした
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ローラ・ヤマハABTフォーミュラEチームは、この週末の経験を活かし、2週間後に東京で開催されるホームレースに向け、さらなる開発を進めます
モナコでのダブルヘッダー2戦目。ローラ・ヤマハABTフォーミュラEチームはウェットコンディション下で高いポテンシャルを示しましたが、追加のポイントを獲得することができませんでした。
昨日のE-Prixから改善されたことで、予選結果はゼイン・マロニーが9番グリッドに、ルーカス・ディ・グラッシが11番グリッドとなりました。
両ドライバーは滑りやすいコンディションで激しく戦いましたが、ルーカスがアタックモードで前方のライバル車をオーバーテイクしようとした際、ミスを犯しバリアに衝突し、リタイア。レースが早期に終了してしまいました。
困難なコンディション下、ゼインはマシンのパフォーマンスを最大限に引き出しましたが、今回はポイント獲得となりませんでした。12位でチェッカーを受けましたが、シケインカットによる5秒のペナルティが残念ながら順位を引き下げ、最終的に14位フィニッシュとなりました。
「全体的に厳しい週末でした。ドライコンディションではペースが上がらず、改善は図れたものの、依然としてペース不足が課題でした。今日は雨の中、予選ではより良い結果を残すことができ、デュエルまであと少しところまで迫れました。レースでは全体的に苦戦。リスクを過剰に取ってしまった上、無理をしすぎてミスを犯し、マシンをクラッシュさせてしまいました。東京へ向けて引き続き開発を続け、より多くのポイントを獲得できるよう努力していきます。私たちは決して諦めず、戦い続けます。」
#11 ルーカス・ディ・グラッシ
「雨の中での予選でしたが、チームにとって素晴らしい結果でした。マシンのパフォーマンスを最大限に引き出せたと思います。僅差で届かずデュエルに進めなかったのは少し残念でしたが、タイム的にはポテンシャルがあったので、結果としては満足しています。決勝においては、雨中でのパフォーマンスが非常に高く、コミュニケーションもスムーズで戦略を最大限に活かすことができました。しかし、コースが乾いてくるとペースが落ち込んでしまいました。新しいチームですが開発ペースはかなり高いと考えています。上位進出を目指して、今後も全力で取り組んでいきます。」
#22 ゼイン・マロニー
「今日の予選ではゼイン・マロニーがトップ10入りを果たし、ルーカス・ディ・グラッシも11番グリッドにつけました。決勝レースはコンディションがウェットからドライに変わる可能性があり、厳しい戦いになることはわかっていました。ルーカスは好調だったにもかかわらず、ミスを犯してしまい、残念ながらレースを早期に終えることになりました。ゼインはレースを通じて粘り強く戦いましたが、彼自身の初ポイントを獲得することはできませんでした。東京大会に向け引き続き努力を重ねます。パートナーであるヤマハ発動機のホームレースを楽しみにしています。」
ローラ・カーズ・モータースポーツ・ディレクター、マーク・プレストン
「この週末は厳しいものでした。特にドライコンディションではペースが上がらず、苦戦しました。なぜこのような結果になったのかを分析する必要があります。以前のレースでは今回より競争力があったため、その原因を突き止めることが重要です。一方、ウェットコンディションではチームが素晴らしい仕事をしてくれました。次はヤマハ発動機のホームレースとなる東京大会で、レースを楽しみにしています。ポイント獲得を目指して戦います。」
ABT CEO、トーマス・ビアマイヤー
2週間後、ABB FIA フォーミュラE世界選手権が東京に戻ってきます。わたしたちにとってホームレースとなる東京大会で、ローラ・ヤマハABTフォーミュラEチームはポイント獲得を目指します。