本文へ進みます

レース結果・ニュース

ヤマハ発動機は新たな「レース」の場で、新たなチャレンジに取組みます。舞台は電気自動車のF1とも称される「フォーミュラE」

MENU

2024年12月7日

シーズン11 第1戦 サンパウロ(ブラジル)

ローラ・ヤマハABTフォーミュラEチーム、トップカテゴリーへの復帰。困難の中、ポテンシャルを発揮。

ローラ・ヤマハABTフォーミュラEチームは、サンパウロのアネンビ・サンバドローム・サーキットで行われた開幕戦で、ABB FIAフォーミュラE世界選手権でデビューを果たしました。ドライバーのゼイン・マロニーとルーカス・ディ・グラッシの結果は散々なものでしたが、タイトル争いをするメーカーになるための大きなマイルストーンとなりました。

リザルト

R1 R2 R3 R4 R5 R6 R7 R8 R9 R10 R11 R12 R13 R14 R15 R16
#11 Lucas di Grassi
Grid 14                        
Race DNF                        
#22 Zane Maloney
Grid 19                        
Race 12                        
 *
DNF: Did Not Finish リタイア
 *
DSQ: Disqualified 失格

キーポイント

  • ローラ・ヤマハABTフォーミュラEチームは、ABB FIAフォーミュラE世界選手権の初レースを終えました。

  • 困難な週末にもかかわらず、チームはシリーズで前向きな第一歩を踏み出しました。

  • ルーカス・ディ・グラッシはソフトウェアの問題でリタイア。

それぞれ19位と14位で予選を通過したゼインとルーカス。ローラが2013年以来のトップクラスのレース復帰のこの日、電動モータースポーツ新時代のオープニングラップを無事に通過。

ルーキーのゼインは350kWのアタックモード・ブーストを巧みに使いこなし、5位まで浮上。

地元のヒーロー、ルーカス・ディ・グラッシ、当初は順調なペースを見せていたものの、不運にもテクニカル・トラブルに見舞われて5周でリタイア。

ルーカスが欠場したため、ローラ・ヤマハABTフォーミュラEチームは、ゼインにマニュファクチャラーとしての初入賞の期待を託すことに。

「予選ではライバルたちに肉薄し、トップとコンマ2秒差まで迫るなど、ポテンシャルを示すことができただけに、初戦としては厳しい週末となりました。中盤からスタートしたレースでは、リタイアにつながる問題が発生するまでは、良い走りができていました。しかし、さらなる作業と開発により、競争力のあるパッケージを手に入れられると確信しています。フォーミュラE初挑戦の我々にとって、それは重要なことです。作業を続け、気を抜かずに頑張らなければなりません。」

#11 ルーカス・ディ・グラッシ

「フォーミュラEでの初めてのレースは、まさにカオスそのものでした。良い戦略を立て、それをうまく実行することができましたが、自分たちでコントロールできる部分で非常に不運なことが起こりました。もちろん我々は新参メーカーであり新参チームですから、初期段階では困難に直面することは当然です。ドライブスルー・ペナルティにより順位を大きく落としましたが、一方でチームは素晴らしい仕事をしてくれました。周回を重ねるごとに前進し続けました。次戦のメキシコが楽しみです。私たちと私自身には改善すべき明確な領域があります。フォーミュラEを初めて本格的に経験し、理解を深め、より良いドライバーになるため、自分自身を鍛えることができて嬉しいです。」

#22 ゼイン・マロニー

「ローラにとって、2013年以来の国際的なモータースポーツへの復帰戦は、波乱のレースとなりました。全体的には素晴らしい仕事ができ、ルーカスは予選で良い結果を残しました。残念ながらレースではルーカスにソフトウェアの問題が発生し、リタイアを余儀なくされましたが、彼の速さは証明されたので、今後が楽しみです。ゼインは波乱のレースでしたが、素晴らしい仕事ぶりでした。これまでのレースとは全く異なるシリーズに参戦したというプレッシャーにもうまく対処していました。新メーカー、新チームとしてシリーズに参戦するという困難な状況の中、チーム全体が今週末は非常に良く頑張ってくれました。私たちは満足してサンパウロを離れますが、やるべき仕事はたくさんあります。まだ多くのパフォーマンスが残されていることが分かっていますので、将来が楽しみです。」

ローラ・カーズのモータースポーツ・ディレクター、マーク・プレストン

「ルーカスはトラブルに見舞われるまで良いポジションをキープしていたので、我々にとっては厳しいレースでした。ルーキーのゼインがデビュー戦でこのポジションを獲得するのは決して容易ではないことを考えると、本当に素晴らしいレースでした。全体的には、チームは素晴らしい仕事をしてくれました。まだやるべきことはありますが、我々は大きな可能性を示しました。今週末ここで学んだことを活かし、メキシコではさらに成長し、改善していきたいと思います。」

ABT CEO、トーマス・ビアマイヤー

次戦となる第2戦は、年明け2025年1月11日にメキシコシティ(メキシコ)で開催される。

ローラ・ヤマハABTフォーミュラEチーム公式サイト(英語)

follow us

ページ
先頭へ