マテリアリティ(重要な社会課題)解決への取り組み
重要な社会課題解決へのヤマハ発動機らしい取り組みをご紹介します。
SDGs:2015年の国連サミットで採択された、17の目標と169の達成基準で構成される2030年までの国際目標
環境・資源課題
課題解決へのヤマハらしい取り組み 低炭素社会への取り組み
目指す姿(2030) | 中期目標(2019~2021) | 進捗(2019) | SDGsのテーマ(ターゲット) | ||
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製品から排出されるCO2を25%削減(販売台数原単位 2010年比) (2050年目標 50%削減) |
13.75%削減 | 13.1%削減 | ![]() |
13.1 | すべての国々において、気候関連災害や自然災害に対する強靱性(レジリエンス)及び適応力を強化する。 |
生産活動で排出されるCO2を25%削減(売上高原単位2010年比) (2050年目標 50%削減) |
17.36%削減 | 32.4%削減 |
課題解決へのヤマハらしい取り組み 循環型社会への取り組み
目指す姿(2030) | 中期目標(2019~2021) | 進捗(2019) | SDGsのテーマ(ターゲット) | ||
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生産活動における廃棄物を18.7%低減(売上高原単位 2010年比) (2050年目標50%低減) |
10.5%削減 (ヤマハ発動機単体) |
15.7%削減 (ヤマハ発動機単体) |
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12.4 | 2020 年までに、合意された国際的な枠組みに従い、製品ライフサイクルを通じ、環境上適正な化学物資やすべての廃棄物の管理を実現し、人の健康や環境への悪影響を最小化するため、化学物質や廃棄物の大気、水、土壌への放出を大幅に削減する。 |
12.5 | 2030 年までに、廃棄物の発生防止、削減、再生利用及び再利用により、廃棄物の発生を大幅に削減する。 |
課題解決へのヤマハらしい取り組み 安全な水を世界の人々に
目指す姿(2030) | 中期目標(2019~2021) | 進捗(2019) | SDGsのテーマ(ターゲット) | ||
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安全な水供給への貢献を通じて村落開発の一助を担う | 安全な水へのアクセス改善による、生活・衛生環境向上 浄水装置(ヤマハクリーンウォーターシステム)の総設置数 60基 |
浄水装置の設置数 41基 | ![]() |
6.1 | 2030 年までに、すべての人々の、安全で安価な飲料水の普遍的かつ平等なアクセスを達成する。 |
6.5 | 2030 年までに、国境を越えた適切な協力を含む、あらゆるレベルでの統合水資源管理を実施する。 | ||||
6.b | 水と衛生に関わる分野の管理向上への地域コミュニティの参加を支援・強化する。 |
課題解決へのヤマハらしい取り組み 電動化技術基盤の構築
目指す姿(2030) | 中期目標(2019~2021) | 進捗(2019) | SDGsのテーマ(ターゲット) | ||
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各国の電動化政策、バッテリー技術革新を注視しながら、電動化製品をタイムリーに市場投入できるよう開発を推進 | モーターサイクル、マリン、PAS、ドローンなど、多くの製品群においてヤマハらしい電動化製品を市場導入するとともに、電動化製品の開発基盤を構築する |
・電動スクーター「EC-05」を台湾で発売 ・小型電動立ち乗りモビリティ「TRITOWN」の実証実験 ・電動推進器「HARMO」の開発(2020年デュッセルドルフボートショーにて参考出品) ・電動アシスト自転車「PAS RIN」の開発(2020年2月市場投入済) ・電動アシスト自転車「YPJ-YZ」の開発(2019年東京モーターショーにて参考出展) ・電動アシスト自転車用ドライブユニット累計生産500万台達成 ・農業用マルチローター「YMR-08AP」の開発(2020年3月市場投入済) |
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9.1 | すべての人々に安価で公平なアクセスに重点を置いた経済発展と人間の福祉を支援するために、地域・越境インフラを含む質の高い、信頼でき、持続可能かつ強靱(レジリエント)なインフラを開発する。 |
9.4 | 2030 年までに、資源利用効率の向上とクリーン技術及び環境に配慮した技術・産業プロセスの導入拡大を通じたインフラ改良や産業改善により、持続可能性を向上させる。すべての国々は各国の能力に応じた取組を行う。 | ||||
13.1 | すべての国々において、気候関連災害や自然災害に対する強靱性(レジリエンス)及び適応力を強化する。 |
課題解決へのヤマハらしい取り組み 持続可能な海洋社会の実現
目指す姿(2030) | 中期目標(2019~2021) | 進捗(2019) | SDGsのテーマ(ターゲット) | ||
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海が抱える環境問題の改善 | 海洋プラスチック問題への取り組み | 国立研究開発法人海洋研究開発機構の「海洋プラスチック汚染に関わる科学的調査」に調査協力パートナーとして参加 | ![]() |
14.2 | 2020 年までに、海洋及び沿岸の生態系に関する重大な悪影響を回避するため、強靱性(レジリエンス)の強化などによる持続的な管理と保護を行い、健全で生産的な海洋を実現するため、海洋及び沿岸の生態系の回復のための取組を行う。 |
交通・教育・産業課題
課題解決へのヤマハらしい取り組み 交通渋滞解消・環境対策
目指す姿(2030) | 中期目標(2019~2021) | 進捗(2019) | SDGsのテーマ(ターゲット) | ||
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新興国・途上国の2カ国以上で電動アシスト自転車を販売 | インド市場での電動アシスト自転車の販売 | インド国内で9月にテスト販売開始 | ![]() |
9.1 | すべての人々に安価で公平なアクセスに重点を置いた経済発展と人間の福祉を支援するために、地域・越境インフラを含む質の高い、信頼でき、持続可能かつ強靱(レジリエント)なインフラを開発する。 |
9.4 | 2030 年までに、資源利用効率の向上とクリーン技術及び環境に配慮した技術・産業プロセスの導入拡大を通じたインフラ改良や産業改善により、持続可能性を向上させる。すべての国々は各国の能力に応じた取組を行う。 |
課題解決へのヤマハらしい取り組み 交通事故低減のための教育
目指す姿(2030) | 中期目標(2019~2021) | 進捗(2019) | SDGsのテーマ(ターゲット) | ||
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交通事故による死亡者数を低減させる | ・2,000回の安全運転教育機会(ヤマハライディングアカデミー)を設け、18万人に受講してもらう(2021年) ・トレーナー設置国数:20カ国 |
・安全運転教育機会:合計1,272回開催し11万7千人が受講 ・トレーナー設置国数:15カ国 |
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3.6 | 2020年までに、世界の道路交通事故による死傷者を半減させる。 |
課題解決へのヤマハらしい取り組み 持続可能な海洋社会の実現
目指す姿(2030) | 中期目標(2019~2021) | 進捗(2019) | SDGsのテーマ(ターゲット) | ||
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海の豊かさを守る(海洋資源の保全) | 漁業分野でのソリューション提案 | 養殖等の漁業のスマート化について複数の漁業関連企業と協議を開始 | ![]() |
9.1 | すべての人々に安価で公平なアクセスに重点を置いた経済発展と人間の福祉を支援するために、地域・越境インフラを含む質の高い、信頼でき、持続可能かつ強靱(レジリエント)なインフラを開発する。 |
課題解決へのヤマハらしい取り組み 高齢者に対する多様なモビリティの普及
目指す姿(2030) | 中期目標(2019~2021) | 進捗(2019) | SDGsのテーマ(ターゲット) | ||
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免許返納高齢者(日本国内)の代替モビリティとして電動アシスト自転車が定着している | 数千台レベルの電動アシスト自転車が国との連携により自治体に供給されている | 経産省の「多様なモビリティ普及推進会議」で電動アシスト自転車は高齢者の自動車の代替手段になり得るとの判断から試乗機会支援の検討に入った | ![]() ![]() |
11.2 | 2030年までに、脆弱な立場にある人々、女性、子ども、障害者及び高齢者のニーズに特に配慮し、公共交通機関の拡大などを通じた交通の安全性改善により、すべての人々に、安全かつ安価で容易に利用できる、持続可能な輸送システムへのアクセスを提供する。 |
17.17 | さまざまなパートナーシップの経験や資源戦略を基にした、効果的な公的、官民、市民社会のパートナーシップを奨励・推進する。 |
課題解決へのヤマハらしい取り組み 確実なメンテナンスのためのデジタルデバイス(CCU)の搭載
目指す姿(2030) | 中期目標(2019~2021) | 進捗(2019) | SDGsのテーマ(ターゲット) | ||
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累計400万台への搭載(2024) | 搭載したモーターサイクルを年間20万台以上市場に供給する | 搭載の新型「NMAX」を開発(2020年2月市場投入済) | ![]() |
3.6 | 2020年までに、世界の道路交通事故による死傷者を半減させる。 |
課題解決へのヤマハらしい取り組み 低速モビリティサービスの提供
目指す姿(2030) | 中期目標(2019~2021) | 進捗(2019) | SDGsのテーマ(ターゲット) | ||
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無人走行システムの販売 | 低速モビリティサービスの1つに事業化のメドが立っている | 地方自治体や各種事業団体等での累計20件の実証実験によるノウハウの蓄積 | ![]() ![]() |
9.1 | すべての人々に安価で公平なアクセスに重点を置いた経済発展と人間の福祉を支援するために、地域・越境インフラを含む質の高い、信頼でき、持続可能かつ強靱(レジリエント)なインフラを開発する。 |
11.2 | 2030 年までに、脆弱な立場にある人々、女性、子ども、障害者及び高齢者のニーズに特に配慮し、公共交通機関の拡大などを通じた交通の安全性改善により、すべての人々に、安全かつ安価で容易に利用できる、持続可能な輸送システムへのアクセスを提供する。 |
イノベーション課題
課題解決へのヤマハらしい取り組み 新たなモビリティの開発
目指す姿(2030) | 中期目標(2019~2021) | 進捗(2019) | SDGsのテーマ(ターゲット) | ||
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新たなモビリティを発売し、経営をけん引するモデルが存在している | モデルラインナップ充実によるLMW(Leaninging Multi Wheels)新価値の市場浸透 |
・「TRICITY300」開発 ・「TRITOWN」実証実験実施 ・「MW-VISION」東京モーターショー出展 |
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9.4 | 2030 年までに、資源利用効率の向上とクリーン技術及び環境に配慮した技術・産業プロセスの導入拡大を通じたインフラ改良や産業改善により、持続可能性を向上させる。すべての国々は各国の能力に応じた取組を行う。 |
課題解決へのヤマハらしい取り組み経済成長の促進
目指す姿(2030) | 中期目標(2019~2021) | 進捗(2019) | SDGsのテーマ(ターゲット) | ||
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生産効率向上 | ロボティクス分野における高効率多機能プラットフォームおよび高速プラットフォームの開発 | 第1弾として高効率多機能プラットフォームを適用した「YRM20」を開発(2020年4月発売済) | ![]() |
8.2 | 高付加価値セクターや労働集約型セクターに重点を置くことなどにより、多様化、技術向上及びイノベーションを通じた高いレベルの経済生産性を達成する。 |
課題解決へのヤマハらしい取り組み 自律化による単純労働からの解放
目指す姿(2030) | 中期目標(2019~2021) | 進捗(2019) | SDGsのテーマ(ターゲット) | ||
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工場まるごと最適化 | 工場内AGV(Automatic Guided Vehicle)についての他社との連携 | 自動搬送ソリューションのための合弁会社の設立準備 | ![]() |
8.2 | 高付加価値セクターや労働集約型セクターに重点を置くことなどにより、多様化、技術向上及びイノベーションを通じた高いレベルの経済生産性を達成する。 |
農業と物流のソリューションプロバイダー | 自律ドローンの発売 | 「YMR-08AP」を開発(2020年3月市場投入済) | ![]() |
2.4 | 2030 年までに、生産性を向上させ、生産量を増やし、生態系を維持し、気候変動や極端な気象現象、干ばつ、洪水及びその他の災害に対する適応能力を向上させ、漸進的に土地と土壌の質を改善させるような、持続可能な食料生産システムを確保し、強靭(レジリエント)な農業を実践する。 |
課題解決へのヤマハらしい取り組み ロボティクス技術を活用した農業分野へのソリューション提供
目指す姿(2030) | 中期目標(2019~2021) | 進捗(2019) | SDGsのテーマ(ターゲット) | ||
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数種類の作物における農耕作業の無人化の実現 | 1種類以上の作物の収穫作業で無人化のメドが付いている | 実際の農場における収穫テスト開始 | ![]() |
2.4 | 2030 年までに、生産性を向上させ、生産量を増やし、生態系を維持し、気候変動や極端な気象現象、干ばつ、洪水及びその他の災害に対する適応能力を向上させ、漸進的に土地と土壌の質を改善させるような、持続可能な食料生産システムを確保し、強靭(レジリエント)な農業を実践する。 |
人材活躍推進
課題解決へのヤマハらしい取り組み ダイバーシティ&インクルージョン
目指す姿(2030) | 中期目標(2019~2021) | 進捗(2019) | SDGsのテーマ(ターゲット) | ||
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人材の国際化 | ・海外子会社における経営幹部層のローカルタレントの比率向上60%に向けた活動推進 ・本社グローバル採用の継続(新卒総合職の10%以上) |
・52% ・10% |
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10.2 | 2030 年までに、年齢、性別、障害、人種、民族、出自、宗教、あるいは経済的地位その他の状況に関わりなく、すべての人々の能力強化及び社会的、経済的及び政治的な包含を促進する。 |
女性社員活躍のトップランナー | ・女性管理職数向上(2014年16名) ー2020年 32名 ー2025年 48名 (ヤマハ発動機外部への出向者を含む) ・ヤマハらしい学童保育プログラムのトライアル実施 ・「えるぼし」「くるみん」「プラチナ くるみん」の取得(日本国内) |
・女性管理職数 37名 ・学童保育のトライ実施計画(2020年8月実施予定) ・取得にむけて、未達成項目の補強策展開 |
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5.1 | あらゆる場所におけるすべての女性及び女児に対するあらゆる形態の差別を撤廃する。 |
5.5 | 政治、経済、公共分野でのあらゆるレベルの意思決定において、完全かつ効果的な女性の参画及び平等なリーダーシップの機会を確保する。 | ||||
5.C | ジェンダー平等の促進、ならびにすべての女性及び女子のあらゆるレベルでの能力強化のための適正な政策及び拘束力のある法規を導入・強化する。 | ||||
8.5 | 2030 年までに、若者や障害者を含むすべての男性及び女性の、完全かつ生産的な雇用及び働きがいのある人間らしい仕事、ならびに同一労働同一賃金を達成する。 |