レース結果・ニュース
ヤマハ発動機は新たな「レース」の場で、新たなチャレンジに取組みます。舞台は電気自動車のF1とも称される「フォーミュラE」


2025年5月2日
ローラ・カーズが2004年ぶりにモナコのレースに帰ってくる
ローラ・ヤマハABTフォーミュラEチームは、マイアミE-PrixにてABBフォーミュラEにおける初の表彰台を獲得したばかり。今週末にモナコで開催されるダブルヘッダーでも好成績を目指します。
キーポイント
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ローラ・ヤマハABTフォーミュラEチームはマイアミE-Prixで初表彰台を獲得し、次戦モナコへ
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ローラが初めてポイントを獲得したのは1962年のモナコGPだった
ローラ・ヤマハABTフォーミュラEチームは、マイアミE-PrixにてABBフォーミュラEにおける初の表彰台を獲得したばかり。今週末にモナコで開催されるダブルヘッダーでも好成績を目指します。
3週間前のマイアミ・ホームステッド・スピードウェイでは、ルーカス・ディ・グラッシがシリーズ参戦5戦目にして2位に入り、チームはABB FIAフォーミュラE世界選手権における初ポイントを獲得しました。
ローラが初めてポイントを獲得したのは1962年のF1モナコGPで、ジョン・サーティースがLola Mk4 Climaxを駆り、4位入賞した時のものでした。ローラが車体を供給したチームは、F1モナコGPでいくどか入賞し、フォーミュラ・ジュニアやFIAインターナショナルF3000選手権にも参戦しました。
サン・デボーテ・コーナーからマスネまでの急坂、カジノ・スクエア、トンネル、プールなど、一目でそれとわかる数々のセクションで構成された、18のコーナーを持つ3.3kmのモンテカルロ市街地コースは、ドライバーのスキル、エネルギーマネジメント、オーバーテイクの腕前が試されるユニークなコースです。
「モナコは僕のホームレースだし、再びここでレースができること、そして自身のレース人生20周年に伝統的なF1モナコGPのサーキットでレースできることにとても興奮しています。フォーミュラ3からフォーミュラ1、そしてフォーミュラE、素晴らしい20年でした。マイアミでの素晴らしい結果を受け、少し高い期待を胸に今週末を迎えます。マシンはレースを重ねるごとに良くなっているし、この勢いを維持するためにチーム全員が懸命に取り組んでいます。」
#11 ルーカス・ディ・グラッシ
「モナコは大好きなサーキットだし、フォーミュラ2のレースでよく知っています。もちろん、GEN3 EVOではまったく異なる体験になるのでしょうけどね。マイアミで見せたパフォーマンスを向上させ続けていきたいです。ローラ・ヤマハABTフォーミュラEチームにおける自身の初ポイント獲得を目指し、チームとともに懸命に取り組んでいます。」
#22 ゼイン・マロニー
「これまでF1モナコGPでいくどか入賞するなど、ローラ・カーズはモナコで豊かな歴史を持っています。フォーミュラEで我々にとって初めてのモナコ戦に出場することで、この歴史がさらに発展することを願っています。予想もしなかったマイアミ戦での表彰台の後も、我々はパフォーマンスに集中し、ポテンシャルをさらに引き出し続けています。ローラ、ヤマハ、ABT、三者全員の継続的なハードワークに感謝します。」
ローラ・カーズ・モータースポーツ・ディレクター、マーク・プレストン
「マイアミ戦での成功に刺激され、モナコ戦に向けて全員が懸命に取り組んできました。これまでの成果をさらに積み重ね、チームとしてさらなる進歩を遂げることを楽しみにしています。」
ABT CEO、トーマス・ビアマイヤー
モナコ戦に向けて、ローラ・ヤマハABTフォーミュラEチームは現在18ポイントを獲得し、ランキング9位につけています。