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レース結果・ニュース

ヤマハ発動機は新たな「レース」の場で、新たなチャレンジに取組みます。舞台は電気自動車のF1とも称される「フォーミュラE」

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2025年4月10日

ローラ・カーズ、フォーミュラEのGEN4世代に向けヤマハ発動機との技術提携を継続

ローラ・カーズ社とヤマハ発動機株式会社は、ABB FIAフォーミュラE世界選手権のGEN4世代に向けた技術提携を継続することで合意しました。

キーポイント

  • ローラ・カーズとヤマハ発動機は、ABB FIAフォーミュラE世界選手権でシーズン13(2026-2027年)より使用されるパワートレイン技術の開発と革新を推進していきます

  • ローラ・カーズとヤマハ発動機は、持続可能なモビリティの未来をかたちづくる技術の進歩を目指し、今後も協力していきます

  • GEN4の性能向上により、技術開発の可能性がさらに広がります

ローラ・カーズ社とヤマハ発動機株式会社は、ABB FIAフォーミュラE世界選手権のGEN4世代に向けた技術提携を継続することで合意しました。

両社は協力して、シーズン13(2026-2027年)に導入予定の、エネルギー効率、レース性能、安全性の面で大幅な進歩を遂げた高効率の電気パワートレインの開発に取り組むことになります。この継続的な協力関係は、モータースポーツという極限の環境を活用し、モビリティの未来をかたちづくる技術を前進させるため、ローラ社とヤマハ発動機にとって完璧なプラットフォームを提供します。

ABB FIAフォーミュラE世界選手権のGEN4世代の技術的な詳細は、FIAおよびフォーミュラEによる最終発表はまだですが、最大出力は600kW、回生量は最大700kWに引き上げられる見込みです。これは、それぞれ350kWと600kWという現行GEN3 EVOの数値を大幅に上回ります。

「ヤマハ発動機と協力して開発したパワートレインを使い、ローラ・ヤマハABTフォーミュラEチームがフォーミュラEで戦っていることは、お互いに有益で素晴らしい経験となっています。 当社もGEN4への参加を既に決めているため、ヤマハ発動機がともにこの取り組みを継続してくれることを非常に嬉しく思います。持続可能なモビリティの推進に対して豊富な経験とコミットメントを持つヤマハは、ローラ・カーズにとっての理想的なパートナーであり、今後もモータースポーツを通じて革新を進めていくことを楽しみにしています。」

ローラ・カーズ会長、ティル・ベクトルシャイマー

「ヤマハ発動機は、お客さまに感動を提供し、サステナビリティに寄与するための新たなコア技術の獲得・強化に向けて、さまざまな技術の研究開発を行っています。その一つが、まさにフォーミュラEで磨かれるであろう、高度なエネルギーマネジメント技術の獲得です。私たちはLola Carsのテクニカル・パートナーとして、GEN4シーズンにも引き続き挑戦します。心強いパートナーであるLola Carsと、世界最高峰の電動レースの舞台で我々の技術を高めていけることを、とても誇らしく、楽しみに感じています。」

ヤマハ発動機 取締役常務執行役員 丸山 平二

「GEN4世代のフォーミュラEにローラ・カーズとヤマハ発動機がパートナーシップを継続することは、持続可能なモビリティのための技術革新を推進する上で、この選手権が重要な役割を果たしていることを裏付けるものです。GEN4では大幅な性能向上が計画されており、このコラボレーションは間違いなく電動パワートレイン開発の限界を押し広げ、フォーミュラEが推進する最先端技術を披露することになるでしょう。私たちは、高性能と持続可能性が両立する未来という私たちのビジョンに、業界をリードする企業がコミットしてくれることを嬉しく思います。」

フォーミュラE CEO、ジェフ・ドッズ

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