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ヤマハ発動機は新たな「レース」の場で、新たなチャレンジに取組みます。舞台は電気自動車のF1とも称される「フォーミュラE」


2025年3月15日
ローラ・ヤマハABTフォーミュラEチームのEVOセッション、コースでは最速ラップタイムを記録、コース外ではシミュレーション大会で優勝
ドライバー61の創設者であるスコット・マンセル氏は、マイアミで開催されたフォーミュラE「EVOセッション」で最速ラップタイムを記録し、オフラインのシミュレーション大会ではローラ・ヤマハABTフォーミュラEチームが栄冠を手にしました。
キーポイント
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ドライバー61の創設者であるスコット・マンセルは、3月5日~6日にマイアミで開催されたフォーミュラE「EVOセッション」において、Lola T001を操った
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元レーシングドライバーであり、モータースポーツのコンテンツ・クリエイター、ドライバーコーチでもある同氏は、コース上で最速タイムを記録した
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また、ローラ・ヤマハABTフォーミュラEチームのドライバー、ゼイン・マロニーとともに併設のシミュレーション大会でもトップの座を獲得した
元レーシングドライバーでモータースポーツのコンテンツ・クリエイターであるスコット・マンセル氏は、3月5日~6日にマイアミで開催されたフォーミュラE「EVOセッション」で、その速さで周囲を驚かせました。
レーシングドライバーとドライバーコーチ、両方の経験を活かし、マンセル氏はローラ・ヤマハABTフォーミュラEチームに完全に溶け込んでいました。マイアミに向け、2日間のシミュレーター・トレーニングをこなし、その後はエンジニアやフォーミュラEレーサーのゼイン・マロニーとともに現地でトレーニングを続けました。
EVOセッションでは、セッションを通して改善を続け、ついに全チームのフォーミュラE正規ドライバーの最速タイムから1秒以内という驚異的なラップタイムをマークしました。
「フォーミュラE「EVOセッション」は本当に素晴らしかった。Lola T001のドライブは、これまでレースカー経験の中で最も楽しく、また最も異なっていた。レース中にドライバーが処理しなければならないマシンやエネルギー管理、関連ソフトウェアなど情報量は驚異的だ。これらのすべてのデータを理解する上で、ゼインは非常に大きな助けとなってくれました。彼は自身の知識すべてを共有し、私が抱えていた多くの質問にも答えてくれました。私はローラ・ヤマハABTフォーミュラEチームと仕事ができたことをとても嬉しく思っています。彼らの教育とサポートのおかげで、私はマシンを最大限に操ることができ、最終ラップでEVOセッション最速タイムを記録することができました。」
スコット・マンセル
「EVOセッションでチームやスコットと仕事ができたことは、私にとって素晴らしい経験でした。スコットのデータに対する理解力、ひたむきな姿勢、そして仕事ぶりに、チーム全員が感銘を受けました。また将来、彼と仕事ができることを楽しみにしています。」
#22 ゼイン・マロニー
EVOセッション中に開催されたシミュレーション大会でも、このペアがトップタイムを記録。各フォーミュラEチームのプロドライバーとコンテンツ・クリエイターたちが、シミュレーションでベルリンE-Prixを周回し、そのタイムを合計して総合タイムを競いました。Lola Yamaha ABTが他チームを抑えて優勝しました。
ABB FIAフォーミュラE世界選手権 第5戦は、4月12日にマイアミで開催されます。