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レース結果・ニュース

ヤマハ発動機は新たな「レース」の場で、新たなチャレンジに取組みます。舞台は電気自動車のF1とも称される「フォーミュラE」

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2025年2月14・15日

シーズン11 第3・4戦 ジェッダ(サウジアラビア)

ローラ・ヤマハABTフォーミュラEチーム、ジェッダE-Prix 2日目、改善を継続

ABB FIAフォーミュラE世界選手権第4戦ジェッダE-Prixで、ローラ・ヤマハABTフォーミュラEチームは前日の第3戦に引き続きペースと信頼性を向上させ、前進を続けました。

リザルト

R1 R2 R3 R4 R5 R6 R7 R8 R9 R10 R11 R12 R13 R14 R15 R16
#11 Lucas di Grassi
Grid 14 17 21 16                        
Race DNF 20 DSQ 16                        
#22 Zane Maloney
Grid 19 9 20 20                        
Race 12 15 16 18                        
 *
DNF: Did Not Finish リタイア
 *
DSQ: Disqualified 失格

キーポイント

  • 我々、新参チームには厳しい週末となりましたが、フォーミュラE世界選手権において期待できるペースを示すことができた

  • 二人のドライバーで異なるレース戦略を取ることで、チームはパフォーマンス向上に引き続き取り組む上で重要な学びを得た

ローラ・ヤマハABTフォーミュラEチームは、前日のジェッダでの第3戦に引き続き、第4戦においてペースと信頼性が向上し、より好調な結果を残しました。

予選は厳しいものとなりましたが、第3戦より改善し、ルーカスが16番手、ゼインが20番手からスタート。

ローラ・ヤマハABTフォーミュラEチームは、ルーキー・フリー走行セッションに参加するコロンビア人レーサー、タチアナ・カルデロンを迎えます。彼女の幅広い経験は、チームに異なる視点と貴重なフィードバックをもたらすでしょう。

グリッド後方からのスタートであり、レースのペースを最大限に高め、好結果を残すために2つの異なるレース戦略を試すことをチームは決定しました。ルーカスは序盤からアタックモードを使い、前方の集団を追い抜き、2位まで順位アップしました。一方ゼインは、セーフティカーが入るといったアクシデント発生を想定し、できるだけ多くのエネルギーを温存する戦略に出ましたが、残念ながら、セーフティカーに頼った戦略は実現せず。レースはルーカスが16位、ゼインが18位でフィニッシュ。

「今日はとても良い一日でした。マシンは大幅に改善され、予選では昨日と比較してトップとの差をコンマ5秒縮めることができました。レースでは全力を尽くし、16位から2位までポジションを上げることができました。しかし、まだ効率が十分ではなく、トップ10に留まることができず、結局は16位まで後退してしまいました。 悔しいですが、この週末で多くのことを学びました。 今後の研究と改善のために、多くの有益なデータを収集することができました。マイアミではさらに強くなって戻ってきます。」

#11 ルーカス・ディ・グラッシ

「チームにとって難しい一日でした。予選がうまくいかなかったので、戦略を分けることにしました。我々のような新参メーカーは、何か新しいことを試す必要があったのです。私の方は、セーフティカーが入ることを期待して、エネルギーを節約することにしました。セーフティカーが入れば、我々は非常に有利なポジションに立つことができたはずなのですが、残念ながらセーフティカーは出てきませんでした。それでもチームにとっては良い学習経験となり、シーズンを通して改善を図る上で貴重な経験となりました。全体的には、週末の出来事や自分のドライビング、チームとの連携に満足しています。マイアミに行って良い仕事ができるよう、頑張ります。」

#22 ゼイン・マロニー

「ゼインは予選で苦戦しましたが、ルーカスがレースで良いポジションを確保してくれたため、異なる戦略を試すことができました。ルーカスが集団の中で順位を上げ、アタックモードを存分に活用する姿は見ていて楽しかったのですが、一方でゼインはエネルギーの節約に集中していました。セーフティカーや混乱が起こることを期待していましたが、残念ながらそうはなりませんでした。最終的には、今日は良いレースだったと思います。2つの興味深い戦略を実行し、我々の価値を十分に証明することができました。マイアミではテストを行い、さらに前進していきたい。」

ローラ・カーズ・モータースポーツ・ディレクター、マーク・プレストン

「グリップレベルの高い、新しいコースでのタフな週末でした。そして多くのことを学びました。信頼性の問題が解決したように見えるのはポジティブなことです。今後、マイアミまでの6週間、再び競争力を高めていきます。

ABT CEO、トーマス・ビアマイヤー

ABB FIAフォーミュラE世界選手権 第5戦は、4月12日にマイアミで開催されます。

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