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レース結果・ニュース

ヤマハ発動機は新たな「レース」の場で、新たなチャレンジに取組みます。舞台は電気自動車のF1とも称される「フォーミュラE」

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2024年9月25日

ローラ・ヤマハABTフォーミュラEチーム、ルーキーのゼイン・マロニーを加え、チームが完成

ローラ・ヤマハABTフォーミュラEチームは、ミスター・フォーミュラE ことルーカス・ディ・グラッシのチームメイトとしてルーキーのゼイン・マロニーを起用。最もエキサイティングなドライバー・コンビで初のABB FIAフォーミュラE世界選手権シーズンを迎えます。

キーポイント

  • ローラ・ヤマハABTフォーミュラEチームは、ABB FIAフォーミュラE世界選手権シーズン11のドライバーラインナップを完成。ルーカス・ディ・グラッシのパートナーにゼイン・マロニーを起用しました。

  • ゼインは現在、フォーミュラ2選手権で3位につけており、すでにフォーミュラEのテストを何度も終えています。

  • このパートナーシップにより、フォーミュラEで最も経験豊富なドライバーとルーキードライバーが共演することになります。

  • これは、次世代のモータースポーツの才能と技術を開発するというローラの包括的なコミットメントに資するものです。

フォーミュラE史上最多のレース出場数を誇るドライバーと、ルーキードライバーを組み合わせることで、チームは現状を打破し、次世代のモータースポーツの才能と技術を牽引します。

「フォーミュラEシーズン11に向けてゼインをチームに迎えることができ、最もエキサイティングなドライバー・コンビが完成しました。
ゼインはポテンシャルに溢れた才能豊かな若手ドライバーで、ルーカスとともに若さと経験の理想的なコンビネーションが実現します。さまざまなジュニアカテゴリーでその能力を発揮し、レースで優勝してきたことで、ゼインは自身の能力を証明してきました。」

ローラ・カーズ会長、ティル・ベヒトルスハイマー

「シーズン11でゼインがチームの一員となることをとても楽しみにしています。若い才能にチャンスを与え、彼らをサポートすることは、ABTの何十年にもわたる強い伝統であり、だからこそ、フォーミュラEでもこの道を歩むことは明らかでした。」

ABT CEO、トーマス・ビアマイヤー

バルバドスで生まれ育ったゼインは、2019年イギリスF4選手権でランキング1位、2022年FIAフォーミュラ3選手権でランキング2位、同年FIAルーキー・オブ・ザ・イヤーに輝くなど、そのキャリアを開花させてきました。現在FIAフォーミュラ2選手権で3位につけている20歳の彼は、ステークF1チーム・キック・ザウバーのリザーブドライバーであるとともに、2023年以降、アンドレッティ・フォーミュラEチームのリザーブ兼開発ドライバーを務めてきました。すでにフォーミュラEの経験もあり、何度かのテスト走行も終えています。

「ローラ・ヤマハABTフォーミュラEチームの一員になれたことを嬉しく思いますし、このエキサイティングな挑戦を楽しみにしています。チャンピオンシップのことはすでによく知っているけれど、これは僕にとってまったく新しいステップ。ルーカスがチャンピオンになったときを含め、過去何シーズンも彼の戦いを追いかけ、尊敬してきました。彼からは多くのことを学べると確信しています。」

ゼイン・マロニー

母国バルバドスの一周0.9kmのブッシー・パーク・サーキットでカートレースのキャリアをスタート。自分の年齢の倍近いジュニアドライバーたちと競い合い、打ち勝ったゼインのジュニア・モータースポーツ界での出世は、非常に印象的なものでした。スピードとレース巧者ぶりに磨きをかけた彼は、大胆にもヨーロッパのカートレースに参戦。これらのカテゴリーで成功を収めたマロニーは、イギリスF4選手権をはじめ、フォーミュラ・リージョナル・ヨーロッパ選手権やフォーミュラ3で優勝するなど、数多くのジュニア・フォーミュラに参戦しました。

ゼインはすでにイタリアのヴァラーノでテストに合流。

「サンパウロに行ってみないと、僕らのパッケージがどれだけ優れているかはわからないけどね。でもフォーミュラEでは経験が重要だから、できるだけ早く追いつけるように全力を尽くすよ。」

ゼイン・マロニー

BB FIAフォーミュラE世界選手権シーズン11が2024年12月7日にサンパウロ(ブラジル)で開幕。11月初旬には、全チームがスペインのバレンシアに集結し、唯一の公式テストセッションが行われます。

ローラとABTがフォーミュラE参加に合意したことは、持続可能なモータースポーツ分野を探求する両社のジョイントベンチャーの一要素に過ぎません。シーズン11に向けて、ローラとテクニカルパートナーのヤマハ発動機が開発したパワートレインを使用するチームを結成し、電動化、水素、持続可能な燃料と素材の3つの分野に焦点を当て、業界のリーダーとしての地位を再確立するというローラの戦略の第一歩を踏み出すことになります。

ローラ・ヤマハABTフォーミュラEチーム公式サイト(英語)

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