本文へ進みます

レース結果・ニュース

ヤマハ発動機は新たな「レース」の場で、新たなチャレンジに取組みます。舞台は電気自動車のF1とも称される「フォーミュラE」

MENU

2024年7月30日

ルーカス・ディ・グラッシ、ローラ・ヤマハABTフォーミュラEチームより参戦

シーズン11からABB FIAフォーミュラE世界選手権に参戦するローラ・ヤマハABTフォーミュラEチームは、本日、最初のドライバーとなるルーカス・ディ・グラッシを発表しました

キーポイント

  • ルーカス・ディ・グラッシは、ABB FIAフォーミュラE世界選手権のシーズン11でローラに加わり、ABTとのパートナーシップを継続します。

  • ABTとローラのフォーミュラEは、ローラがヤマハ発動機と共同開発したパワートレインを使用します。

  • ローラのフォーミュラEへのコミットメントは、電動化、水素、持続可能な燃料と素材におけるさらなる革新へのステップとなります。

ルーカス・ディ・グラッシは、2024年12月初旬にサンパウロで開幕するフォーミュラEのシーズン11もABTから参戦します。同シーズンから、ABTはローラとチームを結成し、ヤマハ発動機と共同で開発したパワートレインを使用します。

フォーミュラEで47回の表彰台を獲得したルーカス・ディ・グラッシは、
2014年に創設されたこの世界選手権で最も成功したドライバー。

「ルーカスのような経験、スキル、そして献身的なドライバーの存在は、新しいマニュファクチャラーとしてシリーズに参入する大きな後押しとなります。彼の特性と彼のABTとの関係が相まって、私たちのモータースポーツ復帰において、理想的なドライバーです。」

ローラ・カーズ・モータースポーツ・ディレクター、マーク・プレストン

「ルーカスとともにフォーミュラEの旅を続けられることを嬉しく思います。ルーカスは私たちのチームとフォーミュラE全体の素晴らしいアンバサダーであるだけでなく、私たち全員と同じように、レースに勝利することを熱望し、やる気も満々です。私たちは、新しいメーカーとの協力が多くの課題をもたらすことを知っています。そのため、ルーカスという最も経験豊富なドライバーを味方につけることがより重要です。」

ABT CEO、トーマス・ビアマイヤー

ルーカス・ディ・グラッシのフォーミュラE参戦回数は131回。

「ABTは私の家族です。ABTでは、私のキャリアの中で最高の瞬間を経験しましたし、成功のために日々懸命に働いているスタッフに対し、私は全幅の信頼を寄せています。」

ルーカス・ディ・グラッシ

2024年6月中旬、ルーカスはイギリスでローラ・ヤマハのレースカーをテスト走行。新開発のパワートレインを搭載した新しいGEN3 EVOの初走行となった。

「フォーミュラEで成功するために何が必要かを知っている人たちと、モータースポーツの伝統と技術に長けたローラとヤマハという2つの有名ブランドとのプロジェクトは、とてもエキサイティングなものです。これから忙しい数週間が待っていますが、一刻も早く成功するために全力を尽くします。」

ルーカス・ディ・グラッシ

新たな体制では、ABTがその豊富な経験を活かしてレースチームの運営を継続し、マニュファクチャラーとしてローラが専門的なサポートを提供します。

ローラとABTがフォーミュラE参加に合意したことは、持続可能なモータースポーツ分野を探求する両社のジョイントベンチャーの一要素に過ぎません。これは、電動化、水素、持続可能な燃料と素材という3つの分野に焦点を当て、業界のリーダーとしての地位を再び確立するというローラの戦略の一環となるものです。

ローラ・ヤマハABTフォーミュラEチームは、2024年11月初旬にバレンシア(スペイン)で開催される公式テストまでに、ルーカス・ディ・グラッシと並ぶセカンドドライバーを決定する予定。

ローラ・ヤマハABTフォーミュラEチーム公式サイト(英語)

follow us

ページ
先頭へ