ヤマハ発動機株式会社

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1990-199921世紀に向けて、環境対策活動を積極的に推進

1990年10月、ヤマハ発動機は、経営理念のひとつに「地球環境重視の経営」を盛り込み、環境問題に対する全社レベルの意識づけを図った。翌1991年1月に「地球環境対策室」を設置すると、同年10月には「地球環境方針」を制定し、地球温暖化防止、省エネルギー、オゾン層保護、産業廃棄物の削減、省資源・リサイクルの推進、啓発・社会活動の推進など、各事業部や協力企業が一体となって環境活動に積極的に取り組む体制を整えた。

まず、部品の加工・組立時の脱脂、洗浄に使用していたトリクロロエタンの全廃に取り組み、1993年9月までに炭化水素系の洗浄剤を用いた真空洗浄方式に転換することによって実現した。それまで和船の浮力体・発泡ウレタン製造に使用していた特定フロンについては、1994年度までに全廃することを決定し、原料メーカーと共同で水による発泡方式を開発した。また1995年3月には、本社工場敷地内に産業廃棄物焼却処理施設「エース・プラント」を設置。このプラントの稼動により、製造工場から出る廃棄物の分別収集から、完全焼却、エネルギーの再利用、資源の回収までのすべての作業を、社内で一貫して行うことを可能にした。

地球環境活動のシンボルマーク

1993年には「環境対策行動計画」を策定して多角的な視野から環境問題への取り組みを開始し、さらに1996年4月には「環境2000年プラン」を策定。環境にやさしいエンジンの開発や、省エネルギー、産業廃棄物排出量の低減、梱包・物流の改善など継続に加え、環境重視企業への仕組みづくり、資源の有効利用、地球温暖化防止への取り組み、環境負荷の小さい製品づくり、海外への環境活動展開に発展させた。

産業廃棄物処理施設「エースプラント」(1995年3月稼動)
2010年環境アクションプラン「Eco・Cite YAMAHA」を紹介したリーフレット

「環境2000年プラン」の活動成果を踏まえ、1999年9月には環境活動をさらにステップアップさせる「2010年環境アクションプラン Eco Cite YAMAHA」を策定。「Eco Cite」とは、Ecology(環境)とExcite(感動)の両立を目指した造語で、「環境に配慮した感動のある製品サービスの提供」への思いが込められている。

こうした社内の活動以外にも、毎年、「環境強化キャンペーン期間」を設けて、地域貢献活動の一環として多彩な活動を開始した。各事業所での地域美化清掃活動「クリーン作戦」の実施や、散策しながらごみ拾いを行う「天竜川水系環境ピクニック」、浜名湖や馬込川の清掃活動、遠州灘海岸に産卵に訪れるアカウミガメのための清掃活動「ウェルカメ・ビーチクリーン作戦」など、さまざまな活動を現在でも継続的に展開している。

本社サイトISO14001取得(2000年12月)

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