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地球環境への取り組み

企業活動の全てにおいて地球環境との調和に配慮した取り組みを進めています。

地球環境への取り組み


 地球温暖化の進行、エネルギーや水の利用、生物多様性の保全など、持続可能な社会の実現を左右するさまざまな環境・資源問題が世界レベルで深刻化しています。このような状況の中、2015年に開催された第21回 気候変動枠組条約締約国会議(COP21)で「世界の平均気温上昇を産業革命前と比較して2℃未満に抑える」ことを目標とするパリ協定が採択されました。
 こうした社会情勢に対してヤマハ発動機グループは、メーカーとして地球温暖化防止、省エネルギー、環境汚染防止、廃棄物低減、省資源化に取り組むとともに事業の基軸であるパーソナルモビリティを通じて地球環境に対応していくことが重要だと考えています。そしてこうした考えの下、技術革新による環境負荷がより少ない小型ビークルの実現、電動アシスト自転車や電動二輪車といったスマートパワー製品の普及、次世代動力源の研究開発、事業で培った人材・モノ・ノウハウによる社会貢献活動の推進など、企業活動の全てにおいて地球環境との調和に配慮した取り組みを進めています。
 さらに、グループのみならず調達先や販路などのビジネスパートナーに対しても地球環境に対する私たちの姿勢を示し、サプライチェーン全体で地球温暖化の防止、使用エネルギーの低減、資源の有効活用、効率性改善、生物多様性の保全、環境への影響の軽減を推進していきます。

※スマートパワー=電動車両を基軸とする新しいモビリティを追求した新動力源

環境計画2020の総括(2009年開始、2018年終了)
取り組み分野 重点取り組み項目 2020年目標 活動結果
エコ
プロダクツ
エコプロダクツの領域は、
全社長期ビジョン ” Frontier2020 “ として展開する
環境魅力度2倍
環境負荷物質の把握と代替の推進 環境負荷物質のリスク低減
  • ・グローバル法規制対応体制と仕組み構築
  • ・欧州規制(REACH)対応
  • ・新システムでの製品含有調査開始
エコ
オペレーション
グリーン調達の推進
(グリーン調達ガイドライン)
使用禁止または制限する物質の遵守(製品含有「有害物質ゼロ」)
  • ・グリーン調達活動の継続
  • ・環境負荷物質管理基準の見直しとその運用の準備
温室効果ガスの排出量削減 CO2排出量の削減
 売上高 原単位年平均▲1%
2009年比▲9%
  • ・ヤマハ発動機単体▲19%達成 省エネワーキンググループ活動
  • ・2018年度末グループ全体▲40%達成
    理論値エナジー活動
限りある資源の有効利用と循環利用の促進 水使用量の削減
  • ・グループ各社の水使用量の把握
  • ・グローバル集計システムを活用し、グループ各社の水使用量の把握を継続
廃棄物量の削減
 原単位年平均▲1%
2012年比▲6% 2018年▲25.4%達成
エコ
マネジメント
グループ全体の運営とローカル活動との連携が取れている グループ全体の環境管理システムを構築し運営
(統一認証)
  • ・統一認証の拡大と推進
  • ・グローバル環境情報収集システムの機能拡充
  • ・海外2社統一認証へ参加
    TBI、YMBL⇒対象46社
  • ・2018年に新システムリリース
エコ
マインド
グループ全員が高い目標意識で環境取組を積極的に行っている 継続的な環境教育による意識改革 グループ各社員のエコマインドが醸成され積極的な活動に取組んでいる
  • ・階層別環境教育継続実施
  • ・グローバル環境教材の発信
企業市民として地域から信頼され敬愛を受けている 地域コミュニケーション
生態系の保全
(生物多様性ガイドライン)
地域から信頼され持続性のある環境活動推進
  • ・生物多様性基本取組み姿勢の策定
  • ・体系的で自主的な活動を継続
  • ・延べ15万人の活動報告(事務局把握環境数値)
環境先進企業として社会から高い評価を受けている 環境を切り口とした積極的な情報発信 「生物多様性取組み姿勢」や取組みのグローバル発信
外部評価向上
  • ・Web上で活動事例を公開
  • ・生物多様性基本取組み姿勢Web公開
  • ・SDGs取組み、グローバルコンパクト署名公開
環境計画2020の製品関連実績
事業部 2020年目標 活動結果
ランドモビリティ ●二輪車 ●RV(ATV、ROV、SMB) ●PAS
二輪車アイコン

二輪車

  • ・CO2排出量削減
    調和平均燃費150%向上(1995年比)
  • ・排ガス法規対応
    EURO4/5と省燃費の両立
  • ・調和平均燃費 145% 目標達成95%
  • ・排ガスと省燃費の両立
    EU4対応の省燃費ブルーコアエンジンの投入
ATV・ROV二輪車アイコン

ATV・ROV
スノーモービル

  • ・排気ガスの浄化
    ATV、ROV、SMB対象:EPA/CARB規制/NRMM規制
  • ・燃料蒸散ガス削減
    ATV、ROV対象:CARBエバポ規制
  • ・全機種規制対応・排ガスと燃費の両立
  • ・2021年モデルまで 台数比75%対応予定
電動アシスト自転車アイコン

電動アシスト自転車

ドライブユニット重量3.5kg以下
(2012年モデル4.6kg)
「PW-X」ドライブユニット3.1kg 目標達成112%
  • ・軽量化したドライブユニットの拡販 前年比110%達成
  • ・軽量ドライブユニットのラインナップ増 YPJ-X投入
マリン ●ME ●WV/その他 プール
マリンエンジンアイコン

マリンエンジン

燃費50%改善(2008年比)
  • ・ダイレクトフューエルインジェクションシステム開発
  • ・新機軸ロワー技術開発
  • ・4ストローク初のダイレクトフューエルインジェクション
  • ・F/FL425Lの発売
ウォータービーグルアイコン

ウォータービークル

ランニングコスト50%削減(1998年比)
  • ・SMC軽量化10%低減(2015年比)
  • ・ジェットポンプ効率改善
  • ・ナノエクセルⅡ素材 FXモデルに採用
  • ・ジェットポンプ効率改善 5%達成
ボートアイコン

ボート

  • ・燃費10%改善(2015年比)
  • ・軽量化、低抵抗技術 構造スルーチームによる基準化完了
  • ・軽量化5%
  • ・船体抵抗削減(速力 5%UP)
ロボティクス ●IM ●UMS
商業用ロボットアイコン

サーフェスマウンター
産業用ロボット

  • ・面積生産性  2005年:9.3kCPH/m2
           目標10倍向上:93kCPH/m2
  • ・消費電力   2005年:0.03Wh/chip
           目標40%削減:0.018Wh/chip
  • ・面積生産性 90.5kCPH/m2 目標達成97.3%
  • ・消費電力 0.016Wh/chip 目標達成112%
産業用無人コプターアイコン

産業用無人
ヘリコプター

  • ・燃料消費量33%改善(2015年比)
  • ・飛行騒音3db削減:ホバリング4方向最大騒音値(2016年比)
  • ・電動モデル導入→飛行騒音10db削減 (4ストロークエンジンFAZER比)
その他 ●ゴルフカー ●自動車用エンジン ●電動車いす ●汎用EG ●発電機 ●除雪機
ゴルフカーアイコン

ゴルフカー

  • ・燃費向上
  • ・電動車両のラインナップ拡充
  • ・長寿命/軽量リチウムバッテリー車の拡充
  • ・低騒音モデル投入
  • ・燃費目標達成のYTF400生産開始
  • ・FIモデル キャブ車比20%燃費改善達成
  • ・G30投入
電動車いすアイコン

電動車いす

ハンドル型電動車いす100kgに対し
軽量化▲65kg:目標35kg
試作モデル YNF-01国際福祉機器展に出展
発電機アイコン

発電機
除雪機

  • ・低燃費&軽量パワーユニット供給
  • ・リサイクル可能率 95%確保
  • ・New2K(0LSB)インバーター発電機発売
  • ・リサイクル可能率95%達成
二輪車

新開発パワートレインで高効率、
小型化、軽量化など環境性能を大幅に向上

発電機と一体化した「スマートモータージェネレーター(SMG)」を開発し発電効率の向上を実現

1)発進時に駆動力を補助する「HYBRID System」(※1)を備えるスマートモータージェネレーター機能
2)低振動でスムーズな加速を生み、快適な走りを実現した新しい“ブルーコア”(※2)エンジン

※1
「HYBRID System」:停止状態からの発進時に最大約3秒間、スロットル操作に応じてスタータージェネレーターがモーターとして機能し、エンジンのトルクを補助する機能です。
※2
ブルーコア:“走りの楽しさ”と“燃費・環境性能”の両立を高次元で具現化する当社のエンジン設計思想。高効率燃焼、高い冷却性、ロス低減の3点にフォーカスして性能実現を図るものです。
写真
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搭載モデルNOZZA GRANDE(ノザ グランデ)タイ・ベトナムで販売

マリン

4ストローク船外機として初めて
ダイレクトフュエルインジェクション採用

軽量コンパクトなパワーユニットの開発

 エンジンの軽量コンパクト化を目指し、プラズマ溶接技術で形成されたスリーブレスシリンダーを導入。
 また、燃料を高圧かつ高精度に各燃焼室に直接噴霧する「ダイレクトフュエルインジェクション」の採用により、燃焼効率を高め、より少ない排気量で卓越したトルクとパワーを実現しています。

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F/FL425A

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事業活動と環境負荷

 ヤマハ発動機は、ライフサイクル全体を通じて、事業活動における環境負荷を把握し、製品やサービスが環境へ与える影響を最小化する活動を推進しています。

 2018年度のライフサイクル全体でのCO2排出量の実績は、スコープ1とスコープ2の排出量の合計が53万t-CO2(1.8%)、スコープ3の排出量が3,008万t-CO2で全体の98.2%を占めました。
 また、最も排出量が多い領域は、スコープ3のカテゴリ11「販売した製品の使用」が84.8%を占め、お客様の製品使用時のCO2排出を削減することが重要であると認識しています。

図 事業活動と環境負荷

(※)Scope3:その他の間接排出は、環境省「サプライチェーンを通じた温室効果ガス排出量算定に関する基本ガイドラインVer2.3_2017年12月」に沿って、「排出量原単位データベース(ver2.6)」を活用して算出しています。
(出典)https://www.env.go.jp/earth/ondanka/supply_chain/gvc/files/tools/GuideLine_ver2.3.pdf

カテゴリー8.リース資産(上流)
リース契約のコピー機・PCの稼動時は、スコープ2の電気代に含まれています。このカテゴリーでは排出量は0です。

カテゴリー9.配送・輸送(下流)
全事業部の出荷台数の約8割を占める二輪車では、各国・各地域において顧客への商品引き渡しは、ほぼ店頭で行われています。このカテゴリーでは排出量は0です。

カテゴリ11.販売した製品の使用
平均燃費または電気使用率に基づく1台当たりのエネルギー使用量に生涯使用年数と年間販売台数を乗じて算定しています。

カテゴリー13.リース資産(下流)
リースされたバイク、電動アシスト自転車、ボートなどが適用されます。ヤマハはリース用に同じ商品を提供しているので、カテゴリー11「販売した製品の使用」に含まれています。このカテゴリーでは排出量は0です。

カテゴリー14.フランチャイズ
ヤマハはフランチャイズ制度がないため、このカテゴリーでは排出量は0です。

カテゴリー15.投資
ヤマハ発動機は、利益を得るための投資事業者として適用されないため、算定対象外です。

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