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地球環境への取り組み姿勢

企業活動の全てにおいて地球環境との調和に配慮した取り組みを進めています。

地球環境との調和に配慮した取り組み

地球温暖化の進行、エネルギーや水など天然資源の利用、生物多様性の保全など、持続可能な社会の実現を左右するさまざまな環境・資源問題が世界レベルで深刻化しています。
特に気候変動はグローバル社会が直面している最も重要な社会課題の一つで、気候危機という認識が明確になってきています。 気候変動対策の国際的な合意であるパリ協定では、世界的な平均気温上昇を産業革命以前に比べ2℃より十分低く保つとともに、1.5℃に抑える努力を追求することを目指しており、国連気候変動に関する政府間パネル(IPCC)の「IPCC1.5℃特別報告書」によると、2050年までにカーボンニュートラルの実現が必要という報告がされています。
また、生物の多様性を保全し、生物資源の持続的な利用を可能にするための国際会議である生物多様性条約締約国会議では、2022年COP15において2030年までの新たな世界目標である「昆明・モントリオール生物多様性枠組」が採択され、自然を回復軌道に乗せるために生物多様性の損失を止め、反転させるための緊急の行動をとることでネイチャーポジティブの実現を目指しています。

こうした社会情勢に対してヤマハ発動機グループは、企業活動の全てにおいて地球環境との調和に配慮した取り組みを進めていきます。

  • 地球温暖化防止においては、温室効果ガスの削減活動ならびに省エネルギーに取り組みカーボンニュートラルを目指します。
  • 大気、水、土壌等の汚染防止に関する各国・地域の法令を遵守するとともに、継続的な監視と汚染物質の削減を行い環境汚染を防止します。
  • 廃棄物の適正処理・リサイクルなど資源の有効活用を通じて、サーキュラーエコノミー実現に向けた取り組みを推進します。
  • 生物多様性の保全においては、ネイチャーポジティブを目指し、事業活動や製品が生物多様性に与える影響をバリューチェーン全体で考慮し、悪影響を最小限に抑える取り組みを推進します。特に森林はCO2の吸収・固定をはじめ、生物多様性や水資源、土壌など多くの領域を網羅し、森林の保全活動(森林伐採ゼロ)を推進します。
  • 人の健康や環境に深刻な影響の可能性がある化学物質は適正な管理を行います。

さらに、グループのみならず調達先や販路などのビジネスパートナーに対しても地球環境に対する私たちの姿勢を示し、サプライチェーン全体で地球温暖化の防止、使用エネルギーの低減、資源の有効活用、効率性改善、生物多様性の保全、環境への影響の軽減を推進していきます。

ヤマハ発動機グループの気候変動関連の重要情報は、国際組織である金融安定理事会(FSB)によって設立されたTCFDの提言に沿って開示しています。

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