語り継ぐ言葉Voices to Remember
語り継ぐべき思い。
記録すべき確かな轍と航跡。
そのとき先人たちは何を考え、志し、
挑んだのか。
未来を紡ぐ者たちへ――
語り部たちからのVOICES to Remember
- 堀内研究室
- 1980年代半ば、未来のヤマハ発動機を切り拓く、新たな技術の獲得を目指して発足した社内研究機関「堀内研究室」。その小さな部署に配属されたのは、新入社員がただ一人。その第一歩は、水中翼を持ったフォイルボートの開発でした。
- F1(後編)
- 1997年ハンガリーGP。アロウズ・ヤマハのデイモン・ヒルが2位でフィニッシュ。ヤマハエンジンが、初めてF1グランプリの表彰台にのぼりました。新しい技術を貪欲に持ち込んでは、失敗し、成功する。その「古き良き時代」。
- F1(前編)
- F2、そしてF3000と、自動車レースでの実績を着実に積み上げたヤマハは、1989年、ついに最高峰F1グランプリへの挑戦に踏み出しました。8年間・全116戦に及ぶチャレンジの裏舞台を、その当事者たちが振り返る。
- 海外ボート製造
- 日本の津々浦々で鍛えられたFRP和船「W」シリーズ。その頼れる船が、世界各地の沿岸漁業やタクシーボートとして活躍し始めた1970年代。途上国の浜辺を歩いて見つけた現場の課題に、強い使命感と技術で応えたその足跡。
- FJ1100
- 経営危機を迎える中、欧州市場の強い要望でスタートを切ったヤマハモーターサイクルのフラッグシップ開発。その後、34年にわたって受け継がれていく「FJ」シリーズの始祖、「イレブン」と呼ばれたヒットモデルの開発ストーリー。
- 産業用ロボット
- 現在のロボティクス事業につながるIM事業。スタートアップという概念がまだ熟しきっていなかった時代に、わずか4人でスタートした傍流の事業はいま、戦略事業領域として位置づけられ、社内外から大きな注目と期待を集めている。
- 船外機P-3
- オートバイに続く、第2の事業として取り組んだ船外機の開発。市場参入後、ヤマハの評価を高めたのは第2号製品として発売した3馬力の「P-3」だった。沿岸漁業の動力化を加速させた「ヤマハの黄帽子」の開発を振り返る
- 自動車用エンジン 2
- 半世紀以上にわたって続くトヨタ自動車とのパートナーシップ。トヨタがヤマハに求める価値とは何か? 「バーゲニングパワー」という言葉を使って自問を重ね、技術によってその解を求めてきた技術者たちの記録。
- 自動車用エンジン
- 「トヨタ2000GT」を起点とする、自動車用エンジンの開発と生産。フォードやボルボといった欧米トップブランドに対し、確かな技術と提案型のビジネスで、高性能エンジンの供給を実現したプロジェクトの歩み。
- マジェスティ250
- 日本や欧州で新たなカテゴリーを創出したプレステージコミューター。「快適な通勤とは何か?」を追い求め、体験によってその解を導き出した企画・開発者たちの意志。
- 電動車いす JW
- 高齢化社会と向き合い、ヤマハらしい社会課題の解決を目指したプロジェクト。新規事業ならではの険しい道を歩み、学び、知ることでブレークスルーを果たしたその記録。