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全日本ロードレース選手権JSB1000クラスに参戦している、中須賀克行選手と阿部典史選手に、2007年シーズンの前半戦を振り返ってもらいました。

「今年はとにかく結果がほしかったんです。ステップを踏むためにも、まずは『前半戦のうちに表彰台を』と考えていたんですけど…、初表彰台が初優勝になっちゃいましたね」。少し照れたような笑顔を浮かべながら、中須賀克行選手は第4戦オートポリスでの優勝を振り返った。

阿部典史選手のまわりにはいつも数多くのファンの姿があって、明るく華やいだ空気に包まれている。世界選手権を戦った13年間も、全日本に舞台を変えた今年の前半戦も、その光景に変化はなかった。それは彼自身が、レースに対する取り組みを変えていないことの表れでもある。