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東京国際ボートショーにコンセプトボートを展示 ヤマハブース「テーマゾーン」

2001年02月09日発表

「シー・パス」…「パス」の技術を搭載したハイブリッド・シーカヤック


 モダンなスタイルのシーカヤックに電動ハイブリッド自転車「PAS」の技術を搭載しました。ゆったりとパドルで漕いで海上ピクニックを楽しんだり、足踏みによるプロペラ駆動の併用でワイルドな長距離ツーリングに挑戦することも可能です。アウトリガーを内蔵し安定性が高く、家族で安心して楽しめます。重量 が軽くカートップが可能なうえ、ボート免許不要です。人と環境に優しい水際の乗り物となります。


コンセプトビークル「シーパス」コンセプトビークル「シーパス」

コンセプトビークル 「シー・パス」



開発者のコメント 井端俊彰(舟艇事業部WV製品開発室)

 「シー・パス」は誰もが気軽に水際で遊べる乗り物です。まず免許が要りません。安定性の高い新しい船型にアウトリガーを付けたので、お年寄りから子供まで乗る人を選びません(アウトリガーは乗った状態で開閉できます)。軽いから、二人でカートップできて、どこへでも持っていけます。
 カヌー/シーカヤックのスタイルはスポーツ指向、健康指向の観点と環境指向の欧米で需要が高まっていることなどから選びました。でも、パドルだけでは疲れる。ここでも手軽さが必要なので、プロペラをつけ「PAS」のユニットを搭載しました。
 「シー・パス」はパドルだけでのんびり走るのも良いし、足踏みのプロペラ動力を併用して楽に速く走ることもできる。ここでPASアシストを働かせれば長距離ツーリングだって誰にでも可能になります。この3段階のパワー操作で行動範囲がぐっと広がり、アドベンチャー的な使い方も考えられます。
 トンネルハルなのでプロペラは船底からほとんど飛び出していません。浅瀬の発着が楽なうえ、自然を傷つけることもありません。ミニマムインパクトで地球と人に優しい水際の乗り物、それが「シー・パス」です。



「シー・パス」主要諸元(計画)

全長

4.60m

全幅

0.87m

完成質量

40kg

定員

1名



東京国際ボートショーに展示するコンセプトボート



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