平時に楽しみ、有事に役立つ
日常ユースで、
防災に新しいスタイルを
災害リスクの増大が懸念される中、行政や公助の機能やリーチをカバーするための「自分を守るための準備・行動」、そして「助け合いの精神と、平時におけるネットワークづくり」の重要性が高まっています。地域に根差した自主・地区防災のひろがりは、災害現場によ り細やかで迅速な対応をもたらすことになるでしょう。
しかしその反面、個人やコミュニティという小さな単位ならではの課題も存在します。たとえば、備えていた機材がいざという時に「動かなかった」「動かせなかった」というトラブルは少なくありません。
必要な時に、必要なパフォーマンスを発揮させるためには、日常の暮らしの中で機材に親しむ機会をつくり、点検や整備、さらには正しく安全に操作するための知識やスキルを習得・習熟しておくことが大切です。
ヤマハ発動機グループは、喜びに包まれた日常の中で 〈遊んで 備える〉自主・地区防災の新たなスタイル を提案します。個人で、家族で、コミュニティで楽しむ笑顔溢れるかけがえのない時間。平時に重ねたその知見や経験が、有事の際にはきっと頼りになるはずです。
ヤマハ発動機が提案する、
新しい防災のスタイルを
RESCUE EXPO in 立川
で展示しました。
開催内容
- 会期
- 終了しました。
2022年8月25日[木]13:00〜17:00 / 8月26日[金]9:00〜16:00 - 会場
-
屋外展示エリア:立飛駅南側特設会場
- 主催
- 第50回全国消防救助技術大会等運営事務局/「RESCUE EXPO in 立川」運営事務局
出展モデル
ヤマハ発動機ブースでは、個人で、家族で、コミュニティで「遊んで 備える」自主・地区防災のご提案とともに、
これらの製品を実際にご覧いただけます。
電動アシストホースカー コンセプトモデル
力強く扱いやすい
電動アシストホースカー
消防活動の迅速化・省人化・効率化への寄与を目的とした小型電動アシストホースカーです。
軽量ながらもパワフルなモーターアシスト、アシスト力の自動制御機能、大径タイヤにより、操縦がしやすく、迅速・確実な消火活動をサポートします。
新アシストシステム搭載
より迅速に
- 簡単な操作で車両乗せ降しから走行まで素早い作業が可能。
- 軽量な車体+パワフルなモーターアシストで、発信時や登坂路走行での負荷を大幅軽減。
より確実に
- 14インチ大径タイヤで段差や不整地でも確実に走破可能。
- 連続出場も可能な航続距離を確保。人力のみの走行にも対応。
より安心に
- 操作力と車速を検知しアシスト力を自動制御。ハンドルを引くだけの簡単操作で緊急時も安心して操縦が可能。
- 優れた操作性と制動力で、とっさの状況でもしっかりと車両をコントロールできる。
仕様
全長(使用時) | 2165mm |
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全幅 | 855mm |
全高 | 875mm |
重量 | 95kg |
荷室ホース積載本数 | 10本 |
洪水・水難救助艇「RS-13」 コンセプトモデル
フロントゲートでボート前方から救助できる洪水・水難救助艇
洪水災害における救難活動を目的としたボートです。運用の現場から声を集め、救助や避難など目的に合わせた仕様の提案を経て、最適な機能・性能をパッケージしました。
全長約4mのコンパクトな設計ながら乗船定員は最大6名。操安性を追求した運動性能や、開閉式フロントゲートにより、船首からも乗降可能な高い現場対応力を備えています。
フロントゲートが開き要救助者を前方から救助収容可能
- フロントゲートが開きスロープ(オプションパーツ検討)を引き出すことで、車いすの要救助者も車いすに乗せたまま収容することが可能。スロープが無くとも、水上からの引き上げが1名で引き上げが可能。
ゴムボートと同等以上の搭載人員
- FRP船ながら、ゴムボート艇同等の6名の定員を実現。
耐衝撃性を高めたFRP構造
- 多少の衝撃でも強いFRP構造を有し、多少躊躇するような現場でも救助活動を展開することが可能。
500kgfを超える浮力体を有した不沈構造
- 船内に設けた5つの隔壁と浮力500kgfを超える浮力体を有し、万一の場合においても乗船者に対しての安心を担保。
荒天時でも安定した航走性能
- 過酷な条件下においても安定した救助活動及び搬送作業を行うために開発された専用船体。
オプションパーツで多様な現場の要求に対応する拡張性を検討
- 装備品の取付拡張性:船体内外に取り付けたトラックレールによる多彩なマウント
- 屋根からの救助対応:スーパーラダーのデッキへの固定により簡易水上梯子船化
- 水上からの収容:インフレータブルのスロープにより水上からの収容を容易化
- 浅瀬や陸上でのけん引運搬:脱着可能な半固定式バルーンタイヤドーリー
- 安定性向上:サイドフロートの装着により搬送定員が増加
注)本先行開発艇は社内における商品化の可能性を探るスタディであり商品化を保証するものではありません。
仕様
ボートサイズ | 全長 4.03 m × 全幅 1.72 m |
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艇体重量 | 234 kg(艤装品/船外機含まず) |
搭載人員 | 6名 |
搭載馬力 | 25 ps(推奨) |
航行区域 | 限定沿海(5海里) |
ジェイシップス(2022年10月号)・ジェイレスキュー(2022年9月号)掲載
発電機 EF1800iS / EF900iSGB2 コンセプトモデル
畜光塗料を使い暗い場所でも操作手順が分かる発電機
レジャーシーンや非常用のバックアップとして「誰でも・いつでも使える発電機」を目指した発電機です。始動のしやすさや、明かりのない場所でも操作しやすい蛍光塗料のグラフィックなど、随所に災害時を想定した工夫を加えています。
畜光塗料で表示された順番で
操作するだけで
- 普段発電機を使用されない方でも簡単に発電機を始動できる
- 暗い場所でも簡単に発電機を始動できる
-
1.8 kVA 防音型 インバータ発電機
EF1800iS
-
0.9 kVA 防音型 インバータ発電機
EF900iSGB2
-
操作手順を畜光塗料で表示
-
コンセント口周辺も畜光
1.8kVA 防音型 インバータ発電機 EF1800is
- プロユースと非常用バックアップに対応する
高出力と新機能 -
- 高負荷の危機に対応する1.8kVAの高出力
- 大きな起動電力に対応するブーストモード機能
- 12Vアクセサリーソケット搭載(携帯電子機器用)
仕様
電圧調整方式 | インバータ式 | |
---|---|---|
定格出力 | 1.8kVA [50Hz/60Hz] | |
並列運転時定格出力 | 3.6kVA [50Hz/60Hz] | |
定格電圧 | 100V | |
装 備 | 交流 コンセント |
20A X 2個 |
直流 コンセント | 1個[アクセサリーソケット](12V-3A) | |
エンジン種類 | 空冷4ストロークガソリンエンジン | |
使用燃料 | 無鉛ガソリン(自動車用レギュラーガソリン) | |
燃料タンク容量(赤レベル) | 4.7L | |
連続運転可能時間※1 | 10.5〜4.2時間(1/4負荷※2〜定格負荷) | |
乾燥重量 | 25kg | |
全長/全幅/全高 | 555mm/300mm/470mm |
※1 連続運転可能時間とは、赤レベルまで燃料を入れた状態で運転できる時間です。
※2 エコノミーコントロールON時
0.9kVA 防音型 インバータ発電機 EF900iSGB2
- カセットボンベを燃料とした簡単操作の非常用電源
-
- 簡単な燃料補給と長期保管が可能
- 並列運転機能により定格出力1.8kVAの取り出しが可能
仕様
電圧調整方式 | インバータ式 | |
---|---|---|
定格出力 | 0.9kVA[50Hz/60Hz] | |
定格電圧 | 100V | |
装 備 | 交流 コンセント |
15A X 2個 |
直流 コンセント | 1個[陸式ターミナル](12V-8.3A) | |
エンジン種類 | 空冷4ストロークガソリンエンジン | |
使用燃料 | ブタンガス(イワタニカセットガス)※1 | |
燃料容器 | 500g(ボンベ2缶) | |
連続運転可能時間 | 約1.0時間 | |
乾燥重量 | 25kg | |
全長/全幅/全高 | 400mm/330mm/390mm |
※1 カセットボンベは必ず「イワタニカセットガス」(パワーゴールド、ジュニアを除く)の表示のあるボンベをご使用ください。
排気ガス(ガス中毒)に注意!室内など、換気の悪い場所では使用しないでください。
四輪バギー「Wolverine RMAX4」 参考出展
様々なオフロード路面を走破できる
4人乗りバギー
オフロードでの走破性を追求した、4名定員の四輪バギーです。北米市場では主にレクリエーションシーンで親しまれている製品ですが、災害時や救難現場での活用の可能性を模索するため、参考出品車両として展示します。
様々な路面環境での使用を想定し、2気筒999㏄高トルク出力エンジン、エンジン特性モード切替機能を備えています。
抜群の悪路走破性を活かし、災害支援に
2021年3月25日の夕方から26日の朝にかけて、アメリカのジョージア州ニューナンの街を竜巻が襲い壊滅的な被害が発生。ヤマハアメリカの開発チームが2台の四輪バギーを運転して、食料品や救援物資の配布を支援。垂れ下がった電線やがれきなどで道路がふさがれ、パトカーが近づけない地域があったため、この支援は大いに歓迎されました。
トレーラーを使えば、より沢山荷物やボートなどを牽引できます。
また、最大6人乗れる仕様もあります。本場アメリカでは週末のレクリエーションやスポーツだけでなく、農場での移動や運搬など、幅広い用途で四輪バギーが活躍しています。
大自然の中でアウトドアや冒険に
ヤマハXTRemeチャレンジが、アメリカのテネシー州ロレッタ・リン牧場で行われ、オフロードファンが家族や友人をつれて集まり、アウトドアでの冒険や様々な催しを通じて楽しい週末を過ごしました。週末を通して行われたアクション満載のこのイベントでは、食事やファミリー向けのアクティビティに加え、人気シンガーのコンサートも行われ、参加者を楽しませました。
テーマパークやイベント会場のアトラクションとして
海外だけでなく、日本でも四輪バギーに乗れるテーマパークやリゾートが増えています。でこぼこ道を走破すればハラハラドキドキ間違いなし!?
専門のインストラクターが丁寧に操作方法などを教えてくれる施設を選べば、初心者・ファミリーでも安心です。
ブース紹介
ヤマハ発動機ブースを紹介します。ヤマハ発動機のコンセプト「遊んで 備える」を体感してください。
ヤマハ発動機の製品と
災害対応
ヤマハ発動機の製品と災害対応についての情報を掲載したコンテンツをご紹介します。