1955年 YA-1
展示コレクションの情報
(1955年/市販車)
ヤマハ発動機の製品第1号。黒一色で重厚なデザインが常識だった当時、栗茶色のスリムな車体から、“赤トンボ”の愛称で呼ばれた。また、1955年7月の第3回富士登山レースや同年11月の第1回浅間火山(全日本オートバイ耐久)レースで上位を独占し、走行性能の高さも実証。大卒初任給が平均1万円ほどの時代に13万8千円という価格にも関わらず、3年間で約1万1千台が世に送り出された。
- 全長 × 全幅 × 全高: 1,980mm × 660mm × 925mm
- 車両重量: 94kg
- エンジン型式: 空冷, 2ストローク, 単気筒, 123cm³
- 最高出力: 4.1kW(5.6PS)/ 5,000r/min
- 最大トルク: 9.4N・m(0.96kgf・m)/ 3,300r/min
- 販売価格(当時): ¥138,000
※各モデルの説明や諸元で表記している数値などはすべて販売当時のものです。