PATLABOR TEAMJP DOGFIGHTRACING・YAMAHA
2014 鈴鹿8耐に参戦するヤマハチームについてご紹介します。
PATLABOR TEAMJP DOGFIGHTRACING・YAMAHA
- ゼッケン:98
- マシン:YZF-R1(2014)
- タイヤ:ダンロップ
昨年は8耐初出場で、国内ヤマハプライベイトチーム最上位の17位を獲得。今年は新たに、25年前のアニメ映画の実写版「パトレイバー」の冠がチーム名に加わった。
昨年、同チームから8耐へ初出場を果たした藤田拓哉選手は、全日本選手権のJSB1000で活躍するライダー。前回は、201周のうち5回セッション計95周を走ってタフネスぶりを証明している。その藤田選手は、一昨年の中華人民共和国で出場したSBレースの際、揃って表彰台に上ったことで親しくなったカナダ・ケベック州出身のダン・クルーガー選手と組む。この2人にJSB1000レースで今年から藤田選手のアドバイザーを務める及川誠人選手が加わる体制だ。及川選手はTZ250を駆り1993年の全日本GP250でランキング2位となった実力者で、いぶし銀の走りが期待されている。
藤田拓哉選手 (年齢:19歳/所属:千葉)
「今年は8耐2年目。昨年は足の怪我もあって苦しい状態でしたが、今年は体調も万全。予選ではトップ10を目指し、決勝では210周突破を狙います。今回初めて外国人選手とコンビを組むので、大変勉強になると思います。ダン選手は色々なレース経験があり、また及川さんも経験豊富なのでコミュニケーションをとりながら、色々なものを吸収したいです」
ダン・クルーガー選手 (年齢:44歳/国籍:カナダ)
「昨年も出場する予定でしたが、2人目の子どもが生まれる予定日と重なって見合わせました。今回が初めての8耐なので本当に楽しみです。7月2日に鈴鹿のフルコースを初めて走行。感触はいいですよ。レース歴は20年ですが、今年は北アイルランドでの公道レースやマン島TTレース(予選のみ)を走ってレースの組み立て方法も広がりました」
及川誠人選手 (年齢:44歳/所属県:─)
「GP250ではベテランと言われていましたが、鈴鹿8耐は初出場ということで新たな挑戦となります。YZF-R1は、パワーも重さもラインも250とは違いますが、まずは完走に繋げたいですね。今回の参戦を通じて藤田選手とのコミュニケーションをもっと高め、それをJSB1000のシリーズ後半戦に繋げていきたいと思います」