クレバーウルフレーシング&ノイズ
2014 鈴鹿8耐に参戦するヤマハチームについてご紹介します。
クレバーウルフレーシング&ノイズ
- ゼッケン:903
- マシン:YZF-R1(2009)
- タイヤ:ダンロップ
クレバーウルフにとって29回目の8耐参戦。今年も四国・高松市のバイクショップ「ノイズ」との強力タッグで走る。昨年は、ライバルの「磐田レーシングファミリー(IRF)」を引き離し一時18番手まで浮上したが、終盤の雨のなかスプーンで転倒しチェッカーを受けることができなかった。今年はその雪辱を果たすレースとなる。
XJR1300などの市販車レースで腕を磨いてきた中井恒和選手は、2010年の8耐でヤマハ車最上位(14位)でゴールしている。ペアを組むのは経験豊かな安達光司選手、1990年代は岩崎勝氏が率いた“ブルーフォックス”で腕を磨いてきたライダーだ。中井選手は今年、昨年はライバルだったIRFの沢村元章選手に声をかけ、3人のジョイントが実現した。
中井恒和選手(年齢:45歳/所属県:香川)
「今年は、去年のうっぷんを晴らすレースです。身体は減量して昨年比で3kg軽くなり、体調もいいですね。今年も旧車レースを楽しんでいますが、どんなレースでもマシンの限界を引き出すのが楽しいところ。ぜひヤマハプライベイト最上位を目指します」
安達光司選手(年齢:47歳/所属県:─)
「8耐はもう12回目の参戦になります。2009年にはエッチングファクトリーから出場して13位でゴールしています。今年は6月に中井さんから声をかけていただき、話が決まりました。昨年は第3ライダー登録で、決勝は走りませんでした。でも決勝では20秒台ではコンスタントに走れると思いますので、チームに貢献したいと思います」
澤村元章選手(年齢:40歳/所属県:─)
「私にとって4回目の8耐参戦です。普段はヤマハの社内チーム“IRF”で走っており昨年の8耐は20位でした。今年“IRF”としては8耐に出場せず4耐に注力することになり、8耐を走る予定はなかったのですが中井さんに誘っていただき、参戦することになりました。レースの組み立ては各チームで異なるものですが、今回はお互いに勉強の機会だと思っています。ぜひいい結果に繋げたいと思います」