TEAM MASSA-R
2014 鈴鹿8耐に参戦するヤマハチームについてご紹介します。
TEAM MASSA-R
- ゼッケン:62
- マシン:YZF-R1(2014)
- タイヤ:ピレリ
バイク販売やサーキット走行指導など、二輪関連ビジネスを手掛ける4名が結成したチーム。マフラー、カウル、ブレーキホース、タイヤ以外はほとんどノーマルでSSTクラスの最上位を目指す(SSTクラス唯一のYZF-R1)。決勝日は、映画「汚れた英雄」に登場したTZ500のカラー&グラフィックで臨む。
ライダーは、鈴鹿8耐の経験豊富な茂木正人、豊田浩史両選手が、初参戦の岡田年晃選手とともに走る。茂木選手は、18歳でレースデビュー、24歳で国際ライセンスに昇格、92年に8耐初出場。その後活動を休止するが41歳で13年ぶりに復帰。2010年からは3年連続で欧州製V4車を駆り完走している。群馬で「茂木二輪工房」を営む。豊田選手は、以前ヤマハの空冷Vツイン「OV23」で8耐参戦経験もある。現役であり、またヤマハ「VMAXオーナーズミーティング」の先導役など、サーキット走行会のインストラクターも務める。今年は全日本ST600で活躍中だ。そして岡田選手は、10代の頃は大垂水峠や奥多摩(首都圏の人気スポット)を元気一杯走っていた。28歳でバイク熱が再燃し39歳でレースデビュー。昨年は鈴鹿4耐に参戦。国際ライセンスに昇格した今年、念願の8耐出場が叶った。
茂木正人選手(年齢:47歳/所属県:群馬)
「8耐は7回目の参戦です。レースを始めたのは86年。初代のヤマハファクトリーライダーだった故野口種晴さん率いる“スポーツライダー”に所属していました。それが出発点です。ですから野口さんの名に恥じない走りをしたいと思います。今は群馬県前橋市で“茂木二輪工房”というショップをやっています。YZF-R1はTCSが付いているので、疲れたときに楽ですね」
岡田年晃選手(年齢:44歳/所属県:東京)
「昨年の4耐で足を怪我し、まだボルトが入っている状態です。ですからシリーズ戦には参戦せず、今年は念願の8耐出場1本に賭けています。7月初旬の合同練習で初めて夜間走行を経験。コースによって照明の明るさに差がありますが、慣れれば大丈夫。まずは完走目指します」
豊田浩史選手(年齢:45歳/所属県:茨城)
「レース歴はもう25年。8耐にはもう5回目の出場です。以前FZ1で出場したときに完走しましたが、今回も完走を目指します。SSTクラスの成績はスタッフにかかっているので、チームの力を集結して頑張ります」