Y's distraction NERGAL
2014 鈴鹿8耐に参戦するヤマハチームについてご紹介します。
Y's distraction NERGAL
- ゼッケン:52
- マシン:YZF-R1(2009)
- タイヤ:ミシュラン
2014年、四輪スーパー耐久ST-4にトヨタ86で参戦している「Y‘s distraction」が、8耐に参戦する。「四輪レースには今までいろいろ参画してきましたが、憧れていた8耐に今回参戦できるのは、何かの巡り合わせ。その絆を大事にしたいですね。ぜひ注目してください。応援よろしく」とはチームオーナーの山口さん。限られた予算と時間の中でライダーの安全を最優先にマシンを煮詰めることをモットーに今年も完走を目指す。
ライダーは、昨年#52を完走に導いた中尾健治選手と隣淳二選手のペアに加え、8耐経験の豊富な鷲見洋介選手が一緒に走る。隣選手は冷静な走りが持ち味で、昨年は終盤の雨の中、即レインに履き替えて淡々と走り完走に繋げた。中尾選手にとっては5年連続での完走を目指すレースとなる。
隣淳二選手(年齢:45歳/所属県:愛知)
「2002年から国際ライセンスに昇格、鈴鹿8耐には2012年から参戦しています。最初の年は185周で完走、昨年は194周完走、今年は3年目なので200周を走り抜くのが目標となります。YZF-R1は2009年型なのでTCSはついていませんが、細部を熟成させています。応援よろしくお願いします」
中尾健治選手(年齢:46歳/所属県:山口)
「今年は鷲見選手と初めて組むことになりました。事前の合同練習では、鷲見選手の好みを受け入れ、すり合わせ、調整したことで、走行毎にセッティングに進歩がありました。また走行直前に組みあがったマシンが、それなりに走ってくれたのでひと安心しています。今年は全日本J-GP2にYZF-R6ベースのマシンで走り、オートポリスでは初ポイントもとれて調子もいい感じなので、8耐も最後まで頑張ります」
鷲見洋介選手(年齢:49歳/所属県:愛知)
「鈴鹿8耐は1998年より12回目の参戦です。そのうち8回はヤマハで走りました。YZF-R1も初代から乗ってきましたね。初代モデルは、ねじ伏せて走る楽しさがありましたが、今のYZF-R1は、さらに良くなりました。特に車体がね。後方排気のTZ250で育った自分にとって、ヤマハのハンドリングは、とても合う感じです。200周以上目指して頑張ります」