技術賞受賞履歴
ヤマハ発動機の技術ストーリーをご紹介します。
2025 素形材産業技術賞 素形材センター会長賞
- 受賞対象
- 鉄―アルミ塑性流動接合技術の開発とパワートレイン部品への実用化
- 金属間化合物を生成せず、物理的に異材を結合する「塑性流動接合」によってCVT変速機のシーブの大幅な軽量化(68%減)を実現。製造時のエネルギー使用を45%軽減、量産性やリサイクル性にも優れ、製造コストを88%低減(アルミ展伸材比)。
DX技術の活用による、個体識別と製造データが紐付いた、複数拠点間を一貫する品質トレーサビリティ体制の構築。 - 受賞者
- 生産技術本部 生産技術部
高遠 将史、牧瀬 芳輝 - パワートレインユニット プロダクト開発統括部 第1PT設計部
岩片 拓郎 - 生産本部 製造技術統括部 PT鉄物技術部
中澤 剛晶 - 生産技術本部 材料技術部
杉山 晴彦 - 生産技術本部 設備技術部
鈴木 繁之 - (株)協和アルテック
高橋 竜三


2023 軽金属学会 軽金属躍進賞
- 受賞対象
- 二輪車の軽量化に資する、軽金属に関わる学術研究および技術開発の発展への顕著な功績(アルミニウム合金に関わる研究、チタン合金製部品の耐久性向上に関する研究、真空ダイカスト技術・疲労特性・光輝性表面処理・塗装技術などの開発によってマグネシウム合金ダイカスト製のホイール及びリアフレームという大型部材の実用化、等)
- 受賞者
- 生産技術本部 材料技術部 評価解析G
鈴木 貴晴


- 受賞対象
- CELL HANDLER™
- プリント基板の表面に電子部品を搭載する表面実装機技術を応用して、新薬開発(創薬)や抗がん剤効果を評価するプロセスにおいて、高速・高精度に目的の細胞を評価用培養容器へ移動し、画像解析を実行する細胞ピッキング&イメージングシステム。


2017 素形材産業技術賞受賞
- 受賞対象
- 二輪車用アルミニウム製燃料タンクの
製造技術の開発 - 受賞者
- エンジンユニットコンポーネント統括部 生産技術部
木村 嘉浩、三井 昇、宮本 昌俊、名倉 剛、
飯田 和也、野村 京介


2010 TPM優秀論文賞 T部門 第2席
- 受賞対象
- 設備診断パレット開発
- 受賞者
- MC事業本部 SyS統括部 第1SyS部
梅田 隆弘
2009 PM優秀論文賞 T部門 第1席
- 受賞対象
- 振動解析による設備剛性評価手法の開発
- 受賞者
- MC事業本部 SyS統括部 第2SyS部
多田 幸彦


2006 TPM優秀論文賞 T部門 第2席
- 受賞対象
- 新絶縁診断によるサーボモーターの予防保全システム
- 受賞者
- MC事業本部 SyS統括部 第1SyS部
梶原 幹夫
2004 TPM優秀論文賞 T部門 第2席
- 受賞対象
- MTTR短縮のための保全情報検索ツール開発
- 受賞者
- MC事業本部 SyS統括部 第1SyS部
石川 芳城