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第39回東京モーターショー・ヤマハブース概要について

2005年10月19日発表

■HV-01(参考出品車:試作車)



■全長/全幅/全高=2,050/800/1,300mm
■原動機種類=ガソリンエンジン/ブラシレスDCモーター
■変速機=Vベルト無段変速オートマチック

 

 モーターとエンジンのパラレルハイブリッドスクーターである。ゆったりとした乗車感を生む大柄なサイズ感のボディでありながら、モーターの低回転域での高トルクを活かした1クラス上の加速や経済的な燃費により、環境性能と走る楽しさの両立が可能である。フレームはCFアルミダイキャストを採用。また、ハイブリッドだからこそ可能な「静かモード」(モーターのみの走行モード)、駐車場などでの出し入れに便利な「押し歩きモード」(降車時の極低速モード)の装備も便利である。



■FC-me(参考出品車:試作車)



■全長/全幅/全高=1,500/605mm/970mm
■車両重量=69kg
■原動機種類=交流同期電動機(燃料電池)
■最高出力=0.95kW/1,830r/min
■最大トルク=5.4N・m/560r/min

 

 燃料電池の燃料は水素ガスを使用するシステムが一般的であるが、コンパクトに仕上げるのが難しい面がある。当社が開発した「ヤマハダイレクトメタノール燃料電池(DMFC)システム」では、液体であるメタノール水溶液を燃料とし、改質器や圧力容器を必要とせず、出力1kW以下の小型機器に応用した場合、出力特性を落とさずに軽量化できるというメリットがある。
 既に、公道走行調査を実施しているヤマハDMFCシステムを搭載した「FC06 PROTO」の成果を踏まえ、信頼性や航続距離など性能を熟成させた燃料電池二輪車「FC-me」。燃料電池システムの制御パラメータ最適化により、エネルギー交換効率が「FC06 PROTO」比で1.5倍を実現、車輌全体の構成部品の見直しにより車輌重量も69kgを実現した。本年9月16日より静岡県と賃貸借契約を結び利用されている。


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