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YAMAHA PRESS INFORMATION

2003年10月22日発表

XT660R【XT660X】(輸出仕様車)


XT660R

XT660X


全長×全幅×全高
エンジン種類
総排気量
最高出力
最大トルク
乾燥重量

2,240【2,131】mm×850【860】mm×1,235【1,196】mm
水冷4サイクルSOHC4バルブ単気筒
660cm3
35.3kW(48PS)/6,000rpm
58.4N・m(5.95kgf・m)/5,250rpm
165kg(XT660R)/ 173kg(XT660X)

 

 '90年デビューの現行XT600Eから14年、全てを一新して登場の'04年欧州向けモデルです。XT600Eが築いたコンセプトを進化させ、(1)都市部での走行性能、(2)快適な高速巡航性能、(3)斬新なスタイル、(4)環境性能、といった要素を集約し、“ザ・ニュー・レジェンド クロスオーバートレール660”を提唱します。
 新設計の水冷4サイクルSOHC単気筒660cc・4バルブのキャラクターを引き出す鍵が、FIとローラーロッカーアームの採用です。スリッパー部にニードルローラーベアリングを採用し、常にスリッパー部を回転させカムとの摺動抵抗を低減し、信頼性と低中速域での軽快なフィーリング、優れた排ガス性能を達成しました。また新3軸配置と小型クランクケース、フライホイールマス最適化(現行比約20%減)、等の相乗効果で優れた出力特性を実現。また新設計フレームに加えて、インナーチューブ径43mmフロントフォーク、5段階調整機能付きのボトムリンク式リアサスペンション、前輪Ø298mmディスク&フローティングブレーキ、ストレートスポークリム、など充実の車体装備が頼れる走りを提供。前後分割型フロントフェンダーは、オン・オフモデルの新スタイルの一例です。
 バリエーションモデルの「XT660X」は、欧州を中心に人気のスーパーモタードの世界を再現したモデルです。前輪320mmディスク&4ポットキャリパー、専用アウターチューブ、専用タイヤ設定(前120/70-17&3.50リム、後160/60-17&4.25リム)、専用ハンドル・シートなどの採用が走りの世界を広げます。



XP500 TMAX (輸出仕様車)



全長×全幅×全高
エンジン種類
総排気量
最高出力
最大トルク
乾燥重量

2,235 mm×775 mm×1,410 mm
水冷4サイクルDOHC4バルブ2気筒
499cm3
32.6kW(44.4PS)/ 7,500rpm
47.6N・m(4.9kgf・m)/6,500rpm
205kg

 

 '03年9月のミラノショーで発表した'04年欧州向けモデルです。“高速スポーツコミューター”として人気の現行モデルのコンセプトを継承しつつ、新たに(1)エンジン出力向上、(2)FIの採用、(3)大径41mmフロントフォーク採用、(4)前後ラジアルタイヤ採用、リアタイヤインチアップ、(5)フロントダブルディスクブレーキ採用、などで走行性に磨きをかけました。キー照合式イモビライザーや新作メーター、パーキングブレーキを採用するなど機能面も向上させています。
 とくに新「TMAX」の優れた性能を引き出すポイントが、高微粒子タイプインジェクター装備のFIです。またFIとの最適化のためピストン、コンロッドも変更し、圧縮比も10.1:1から10.9:1へ変更。Vベルトも仕様を変更し信頼性を向上させました。エンジン性能向上に呼応してフロントフォークはインナーチューブ径を38mmから41mmへ変更。フロントブレーキには新たにダブルディスクを採用し、優れたストッピングパワーを確保しました。また前後ラジアルタイヤの採用は、優れたドライバビリティに寄与しています。これらエンジン、車体のスペック変更の効果が相まって、高速性能向上、低中速域での出力向上を達成、スポーツ性あふれる走りに一層磨きをかけました。


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