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ヤマハ発動機株式会社 Revs Your Heart

YAMAHA PRESS INFORMATION

2001年10月24日発表

YZF-R1
YZF-R1

全長

2,035mm

全幅

705mm

全高

1,105mm

エンジン種類 

水冷4ストロークDOHC 5バルブ並列4気筒

総排気量

998cm3


 '98年欧州モデルとしてデビュー以降、絶賛を集めたYZF-R1が4年ぶりにフルモデルチェンジです。コンセプトは、"ダイナミック・コーナリング・パフォーマー"。その卓越のコーナリング性能を継承し、「さらに高速域での旋回性能を!・・・・さらにリニアに反応するパワー感を!・・・」という声を反映させ開発しました。

 量産二輪車初の"サクションピストン付きFI(フュエルインジェクション)"の採用は、優れたエンジン性能に寄与。低速から最適な吸入空気量制御を、フリーピストンの作動を活用して行なう仕組で、キャブレター感触を彷彿させるスロットル操作性を実現しています。また同時に、高回転域での特性向上を果しました。さらに新作エアクリーナーボックス、軽量チタンエキパイ&新作マフラー、2軸式EXUP、イリジウムプラグ、軽量希土類ACM、などを採用。エア・インダクションシステムと三元触媒も装着し「EU2」規制値をクリアしています。

 フレームはアルミ製「デルタボックスIII」と呼ぶ新型を採用。30%の剛性アップ、エンジン懸架位置変更(現行比較で20mmアップ)、左右非対称新作リヤアーム採用などに加え、各ディメンションの最適化により、素早いバンク動作とリニアなハンドリング応答性を実現しました。



TDM900
TDM900

全長

2,180mm

全幅

800mm

全高

1,290mm

エンジン種類 

水冷4ストロークDOHC 5バルブ並列2気筒

総排気量

897cm3


 "キング・オブ・ザ・マウンテンロード"を提唱し'91年登場の初代「TDM850」が、11年ぶりにフルモデルチェンジ、'02年欧州市場にデビュー、「TDM900」となって登場します。ワインディングから石畳路まで路面を選ばない走行性、快適なポジション、個性的外観などは継承。新897cm3エンジンやアルミフレーム採用等で、走りをグレードアップ。ワインディング路ではスーパースポーツをも凌駕する走りを実現しました。

 新エンジンには軽量アルミ鍛造ピストンや放熱性で有利なメッキシリンダーなどを投入。これにフュエルインジェクション(FI)を組合せ、またアクセル急開時の特性変動を抑える吸気ダクト可変方式をヤマハ車として初めて採用し、優れた性能を実現しています。

 新設計アルミ製ダイヤモンド型のフレームは、金型鋳造、押出し材、中空鋳造材などを効果的に組合せた設計で、最適剛性バランス(ねじれ剛性40%アップ)と軽量化(フレーム単体約6kg軽量化)を両立。またシリンダー搭載角は現行の40度から30度に変更、クランク軸も34mm前へ移し、これらの相乗効果が前輪分布荷重は49.8%を確保。(現行47%)フロント廻りの接地感ある走行感覚を強調し、少ない倒し込みによる素早いターンが楽しめる特性を一層引き出しました。


Road Star Warrior
Road Star Warrior

全長

2,390mm

全幅

953mm

全高

1,120mm

エンジン種類 

空冷4ストロークOHV 4バルブV型2気筒

総排気量

1,670cm3


 FI(フュエルインジェクション)採用の空冷Vツイン1670cm3OHVエンジンを、量産クルーザー世界初のアルミ製フレームに搭載、"パフォーマンス・クルーザー"の世界を提唱する02年北米向けモデル。オープンロードを存分に楽しめるVツインクルーザー"の提唱です。

 新1670cm3エンジンは、「XV1600 Road Star」の空冷48度Vツインを母体に、各部を大幅改良。排気量アップ、40mm径ダウンドラフト型のツインボア・フュエルインジェクション、メイン側とタンク側のサブボックスにもエアの取り入れ口を設ける独創設計の大容量エアクリーナー、大径160mm×全長570mmの大容量サイレンサーなどの効果が相まって、約40%の出力アップを実現しました。

 優れた操縦安定性を引出すキーとなるのがアルミ製のダブルクレードルフレーム。「XV1600 Road Star」比較で約30kg以上の軽量化を図り、エンジン懸架をリジッド方式として、ダイレクトな走行感覚とビッグVツインならではの鼓動感を楽しめる設計としました。その他、倒立式フロントフォーク、YZF-R1と同タイプのMOSブレーキキャリパー(前)、前後ラジアルタイヤ(リヤはヤマハ市販モデルで最も太い200/50 ZR 17M/C)、軽量キャストホイールなどを採用。極薄型の燃料タンクも、フローラインを強調する新スタイルのポイントとなっています。


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