親子デザイン教室：イベントレポート3

イベントレポート

毎年恒例の「親子デザイン教室」を開催しました。
オートバイなどの製品のカラーリング（CMFG）を考える時、デザイナーはまず「どのような人が、どのように使う製品なのか？」を考えます。その人たちが生活する地域や文化を調べ、その暮らしに合ったカラーの組み合わせを編み出すのです。今回の「親子デザイン教室」では、実際の製品をつくる時と同じように、この手順で自由に乗りもののカラーリングに挑戦しました。

今回は「バイクのCMFGをグラフィックシートによる切り絵で表現する」という手法で、乗り物のカラーデザインを体験しました。まずは「誰にどんなカラーのバイクを届けたいか」をイメージすると、グラフィックシートと呼ばれるプロが使う本物の素材を切り貼りしながら、カラーの組み合わせを考えます。最後には、参加者それぞれの想いで彩られた世界に一台の乗りものが完成しました。