船外機 F450A の作り方レシピ
羊毛フェルトで再現したカップ麺のふた押さえになるサイズの船外機。作り方を動画でご紹介します。ぜひチャレンジしてみてください。
羊毛フェルトで船外機「F450A」をかわいいサイズで作ってみましょう
船外機で最大馬力を誇る「F450A」は、美しいフォルムで高さ200cm超という大きさ。見るものを圧倒します。
その「F450A」を、羊毛フェルトで大胆にもカップ麺のふた押さえとしても使えるようにアレンジしました。
使っても、飾っても魅力的な造形です。
型紙と作り方動画を見ながら、ぜひチャレンジしてみてください!
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* 熱湯を取り扱う場合、やけどにご注意ください。
* 実際にカップ麺のフタ押さえとして使う場合、事前にカップや羊毛フェルトの安定性を十分に確認してください。
* カップの形状によってはフタに載せられない場合もあります。
羊毛
船外機 F450Aを作るために、次の色の羊毛を用意してください。
用意する道具
「初心者でも失敗しない羊毛フェルトの作り方(基礎講座)」ページで紹介している基本的な道具の他、船外機 F450Aを作るにあたって次の道具が必要です。
[1] サンドイッチカード [2] オモリ(タングステン 14号ー50gくらい) [3] 定規[4] ニッパー [5] 目打ち [6] 接着剤 [7] 油性ペン [8] ワイヤー#20
※オモリは釣り道具屋などで手に入りやすいです
型紙
パーツを作る時、型紙にあわせて形と大きさを整えていきます。型紙はPDFファイルで提供しますので、ダウンロードしてプリントの上ご使用ください。
プリントアウトの際は、実寸印刷となるよう、シートの目盛りと定規を照らし合わせて印刷方法を調整してください。
仕上げの固さを確認しましょう
ニードルで羊毛を刺していくと、どんどん羊毛は固くかたまっていきます。どれくらいの固さになるまで刺し続けたらいいか、迷ってしまうかもしれません。
船外機 F450Aを作るには、「初心者でも失敗しない羊毛フェルトの作り方(基礎講座)」のフェルトボールを作り方でご紹介している、1gの羊毛で1.8cmのボールにした時の固さを基準にしています。
固さが足りないと、組み立ての際歪んでしまったり、作品が崩れてしまうことがあるため、しっかり刺して固めることが大切です。
1 パーツ上部を作る その1
2 パーツ上部を作る その2
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ワイヤーにヘッドの後方から2/3程度の幅で、ベース羊毛を厚さ15mmになるよう巻き付ける
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写真1のように形を作っていく
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白いスライバーを刺しつける
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出ているワイヤーにベース羊毛を巻き付け刺しつける
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サイズは高さ30mm 幅25mm、奥行は先ほど作った部分から前側が5mm下がるように
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型紙Aにあるラインに合わせて溝を作るため何回か刺す
[注意]針先がオモリに当たらないように気をつける -
薄グレーと黒のスライバーを混ぜる
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混ぜたスライバーを溝に刺しつける
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型紙写真2の赤点線を参考に、溝の下に白のスライバーをのせて刺しつけ形を整える
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反対側も同じように作る
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写真2を参考に、白のスライバーでヘッド側面の凹凸を作っていく
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反対側も同じように作る
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手のひらで転がした白いスライバーを、パーツBの横に刺しつけ、上部が尖るように刺す
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左右均等に浅く刺し角を立たせる
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反対側も同じように作る
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型紙Cの形を白のスライバーで作る
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パーツCをトップカウルに乗せて刺しつける
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図1のような形になるよう、少し指でこよった白のスライバーをパーツCの左右に刺しつける
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パーツBの内側を起点に、図2の形になるようニードルで刺してラインをつける
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縁がパーツBと同じ高さになるよう、先ほどつけたラインに合わせて白のスライバーを盛って刺しつける
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下部は写真3を参考に、ラインから長さ30mm 高さ5mmになるよう白のスライバーを刺しつける
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白のスライバーでベース型を刺しつける(サイズ 横20mm 縦13mm 高さ2mm)
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ベース羊毛を巻き付けたワイヤー部分の下部先端に、ひとつまみ分のベース羊毛を刺しつけ
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10mm程前に出るようにする
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写真4の緩やかなL字型部分を白のスライバーで作る
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高さが同じになるよう白のスライバーを盛りながら刺し固めていく
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ベース羊毛が出ている部分の下部に、幅5mmになるようぐるっと一周白のスライバーを刺しつける
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この時うしろは10mm程度の高さが出るようにスライバーを足す
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写真5を参考に、先ほど刺した緩やかなL字部分と背面部がなだらかにつながるように
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ベース羊毛が出ている部分に白のスライバーを刺しつけていく
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他のベース羊毛が出ている部分にも白のスライバーを刺しつける
3 パーツ上部を作る その3
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カウルロックレバー部分を何周かしっかり刺して溝をつける
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黒スライバー少量を指で丸めて、ボルト穴を刺しゅうする
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両面で10カ所のボルト穴を刺しゅうする
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黒のスライバーでアイドルホールを刺しゅうする
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アイドルホール上に黒のスライバーで刺しゅうをする。一段低くなるようにしっかりと刺しつける。
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[音叉マークを刺しゅうする]黒のスライバーで円を刺しゅうする
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濃いグレーで縁を刺す
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薄いグレーで音叉マークを刺しゅうする
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濃いグレーで450とV8ロゴを刺しゅうする
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ヘッド側面に薄いグレーのスライバーでYAMAHAと刺しゅうする
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黒のスライバーでXTOを刺しゅうする
反対側も同じように刺しゅうする -
ニードルで刺してラインを入れる
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パーツ上部完成!
4 パーツ中段を作る
5 スクリュー部分を作る
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白いスライバーで型紙Gに合わせて形を作る
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型紙の濃いグレー部分に薄いグレーのスライバーを刺しつける
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黒と白のスライバーを1:1で混ぜる
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混ぜたスライバーを直径12mm程の円になるよう、パーツGの裏に刺しつける
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白いスライバーをひとつまみ、中心に刺しつける
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こよった黒いスライバーを円の外側と内側に刺しつける
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型紙Gにある形をパーツGの先端に黒のスライバーで刺しゅうする
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反対側も同じように刺しゅうをする
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白いスライバーで型紙Hに合わせて形を作る
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サンドイッチカードに入れて形を整える
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白いスライバーで型紙Iに合わせて形を作る
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型紙Iの濃いグレー部分を黒のスライバーで刺しゅうする
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反対側も同じように刺しゅうする
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薄いグレーのスライバーで型紙Jに合わせて形を作る
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サンドイッチカードに入れて形を整える
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これを3つ作る
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パーツGの下にパーツHを刺しつける
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パーツGのグレー部分へパーツJを斜めに刺しつける
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ワイヤーを20mmの長さに切る
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目打ちでパーツIの真ん中に穴をあけ
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先端に接着剤をつけたワイヤーを差し込む
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パーツIとスクリュー部分を刺しつける
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スクリュー部完成!
6 組み立て
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