富士山ヘッドの作り方レシピ
ハンドメイドフェルトによる富士山ヘッドの作り方を動画でご紹介します。ぜひチャレンジしてみてください。
ハンドメイドフェルトで「富士山ヘッド」を作ってみましょう
ジャパンラグビーリーグワンに所属する「静岡ブルーレヴズ」の応援グッズ「富士山ヘッド」を、
ハンドメイドフェルトでサウナハットとして作っていきます。
日本一をめざす勢いを富士山で表現した「富士山ヘッド」を被ってサウナに入れば、気持ちも身体もREV UP!されるはずです(※)。
型紙と作り方動画を見ながら、ぜひチャレンジしてみてください。
※ 感じ方には個人差があります。
羊毛
「富士山ヘッド」を作るために、次の色の羊毛を用意してください。
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白 60g
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水色 70g
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濃紺 5g
用意する道具
ハンドメイドフェルトを作るにあたって、次の道具を用意してください。
- 1.ガーデン用シート(横80 × 縦50cmのものが入る水漏れしないシート)
- 2.ジョーロ または シャワーボール
- 3.吸水シート 大きめのもの1枚(洗車の時に使うものでOK。作っているものが動かないようにするため下に敷きます)
- 4.滑り止め(絨毯などの滑り止め、または吸水シート2枚でもOK)
- 5.ビニール手袋 2枚
- 6.固形石鹸 または 液体石鹸(弱アルカリ性・洗濯石鹸、手洗い石鹸でOK)
- 7.日本手ぬぐい または 起毛のない綿などの布(パイル地は適していません)
- 8.卓上バケツ1個
- 9.ハサミ
- 10.45リットルサイズのビニールゴミ袋 2枚
- 11.チャコペン
- 12.はかり
- 13.サラダスピナー(直径23cm以上) または 洗濯機の脱水
- 14.触れる程度のお湯
- 15.エアパッキン
- 16.アイロン
- 17.定規 または メジャー
ハンドメイドフェルトを作るにあたって、刺しゅうの道具を用意してください。
- 1.ニードルマット
- 2.短いピン または まち針
- 3.ニードル(極細針)
- 4.デザインカッター、カッターマット
型紙 + 仕上がりサイズ目安
作り始めのサイズと形を「型紙」にしています。実寸印刷したA4サイズの用紙を張り合わせた上、形状に沿って切りとってください。切り取った型紙をエアパッキンの上に置き、形状をボールペンでなぞっていきます。型紙は右半分だけなので、反転させて左側も形状をボールペンでなぞります。その後エアパッキンを形状に沿って切りとってください。
「型紙」とは別に、仕上がりサイズの目安となる実寸シートを用意しています。こちらも実寸印刷したA4サイズの用紙を張り合わせた上、形状に沿って切りとった上でご利用ください。
実寸印刷:PDFファイルは、印刷指定で[実寸]を指定します。シートの目盛りと定規を照らし合わせて実寸をご確認ください。
1 準備編
作業の準備
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滑り止めシートの上にガーデンシートを敷く
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ガーデンシートの上に吸水シート
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45リットルサイズのビニールゴミ袋をセットする
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最後に型紙の形状に切り抜いたエアパッキンを置く
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ガーデンシートの奥2つにある角は止めて立てておく
ビニールシートの場合は洗濯バサミで留めてもOK -
ガーデンシート手前には丸めた手拭いで土手を作ると作業がしやすい
石鹸水の用意
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[ジョーロの場合]
ジョーロにお湯と水を計500ml入れ、触れる程度の温度にする。その中に液体石鹸を3滴加え混ぜておく -
[シャワーボールの場合]
小さなバケツにお湯と水を計500ml入れ、触れる程度の温度にする。その中に液体石鹸を3滴加え混ぜておく -
羊毛は2等分に折り、中央から左右に1こぶし分離れた所を握り、左右に引っ張ってちぎる
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用意した水色と白の羊毛をそれぞれ4本に分けておく
型紙に羊毛をならべる
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白い羊毛1本を使い 親指の腹の部分で掴む
羊毛の繊維が縦になるよう左上から1段ずつ並べていく
周囲は壁紙から約1cmはみ出すように並べる -
コブと両端のハネ部分は羊毛を薄く取り、手でちぎって短くしたものを並べていく
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残った羊毛は薄そうなところ、または真ん中あたりに置いていく
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白い羊毛の別の1本を使い、羊毛の繊維方向が横になるように型紙の右上から並べる
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コブと両端のハネ部分は羊毛を薄く取り、手でちぎって短くしたものを並べていく
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残った羊毛は薄い部分、または真ん中あたりに置いていく
2 石鹸水で羊毛を型紙の形にする
石鹸水をかける
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石鹸水を羊毛の繊維の方向(横方向)にかける
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ビニール手袋をした手に石鹸水をつける
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石鹸水を両手のひらになじませる
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ポンポンと叩くようにして空気を抜いていく
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ビニールゴミ袋を上に被せ、下に敷いたビニール袋と一緒に裏返す
裏面を作る
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型紙からはみ出した羊毛を内側に折り込んでいく
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コブ、両端ハネ部分は羊毛を割くかハサミで切って形通りに折り返す
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裏面も同じように白い羊毛を敷き詰めていく
はじめは縦方向に並べていく -
次に羊毛を横方向に並べていく
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石鹸水を羊毛の繊維の方向(横方向)にかける
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ビニール手袋をした手に石鹸水をつけ、石鹸水を両手のひらになじませる
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ポンポンと叩くようにして空気を抜いていく
表面に水色羊毛をのせていく
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ビニールゴミ袋を上に被せ、下に敷いたビニール袋と一緒に裏返す
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型紙からはみ出した羊毛を内側に折り込んでいく
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水色の羊毛を白い羊毛と同じように縦方向に並べていく
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コブと両端のハネ部分は羊毛を薄く取り、手でちぎって短くしたものを並べていく
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羊毛を横方向に並べていく
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コブと両端のハネ部分は羊毛を薄く取り、手でちぎって短くしたものを並べていく
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石鹸水を羊毛の繊維の方向(横方向)にかけていく
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ビニール手袋をした手に石鹸水をつけ、石鹸水を両手のひらになじませる
ポンポンと叩くようにして空気を抜いていく -
薄い部分はちぎった羊毛を加えて馴染ませていく
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ビニールゴミ袋を上に被せ、下に敷いたビニール袋と一緒に裏返す
裏面に水色羊毛をのせていく
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型紙からはみ出した羊毛を内側に折り込んでいく
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裏面も同じように水色の羊毛を敷き詰めていく
はじめは縦方向に並べていく -
次に羊毛を横方向に並べていく
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石鹸水を羊毛の繊維の方向(横方向)にかける
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ビニール手袋をした手に石鹸水をつけ、石鹸水を両手のひらになじませる
ポンポンと叩くようにして空気を抜いていく
表面にひっくり返す
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ビニールゴミ袋を上に被せ、下に敷いたビニール袋と一緒に裏返す
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型紙からはみ出した羊毛を内側に折り込んでいく
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羊毛をのせる段階は終了
3 撫でて形を整える
羊毛を撫でる
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羊毛が動かない程度の優しい力加減で、全体を手のひらで横方向に撫でる
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冷たくなったら石鹸水をかけ、常に温かい状態にしておく
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[注意]強い力で撫でると、羊毛が寄ったり剥がれたりする
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全体をくまなく10分ほど撫でる
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力を少し入れて羊毛が寄れたりずれたりしないかを確認
寄れた場合はさらに5分優しく撫でる
大丈夫であれば、そのまま羊毛の中に力を届ける感覚で、くるくる手のひらを回すように撫でる
ピンチテスト
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フェルト化が進んでいるかどうかつまんで持ち上げる
持ち上げた時、ホロホロと繊維がほぐれる場合は、あと10分撫でる -
つまんで全体が持ち上がるようならOK
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ピンチテストを真ん中、上下、左右の端で行う
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全体をそのまま裏返す
裏面の羊毛を撫でる
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裏面も表と同じ手順で、優しい力加減で横方向に撫でていく
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表と同じようにピンチテストをする
周囲を撫でる
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指と手のひらで挟むようにして、周囲を5周撫でる
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シートに水が溜まったり、吸水シートが水を吸わなくなったら、羊毛を軽く折りたたんで、水を捨てる
4 巻いて転がす
転がすー1段階目ー
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本体をゆるく下から巻く
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手拭いで包み、軽く10回転がす
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転がし終わったら、必ずコブを引っ張って、全体の形を整えるようにする
ここで羊毛が剥がれてくるようだったら撫で直す -
180度向きを変えて、同じように巻いて軽く10回転がす
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90度向きを変えて、同じように巻いて軽く10回転がす
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180度向きを変えて、同じように巻いて軽く10回転がす
裏面も軽く転がす
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本体を裏返し、石鹸水を足してなじませる
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表と同じ手順で、縦横の上下を軽く10回転がす
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1段階目の転がし終わり
フェルト化が進んで中に入ってる型紙が丸まって見える
転がすー2段階目ー
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少しきつく巻く
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手拭いで包み、先ほどよりも1段階強く力を入れて20回転がす
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1段階目同様4方向・表裏を、強く力を入れて20回転がす
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形を整えて、転がす2段階目が終了
5 フェルト化〜出来上がりサイズに
中にある型紙を抜く
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本体を軽く2つ折りして中央位置を確認
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本体の下部中央から左右約6cm(計12cm)に印をつける
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ハサミを真ん中に刺し左右を切っていく
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中にある型紙を引き抜く
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石鹸水を中にかけ、少し強い力でくまなく撫でる
フェルト化の確認
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出来上がりサイズを重ね、どれくらいフェルト化を進めるかを確認する
出来上がりサイズピッタリの大きさになったら、フェルト化ができたことに -
きつく巻いて手拭いで包み、先ほどより強い力で30回転がす
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転がした後は必ず中に手を入れて、くっついた部分がないかを確認する
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先に転がした手順(4方向)にしたがって、強い力で30回転がす
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ひっくり返して裏面も4方向から強い力で30回転がす
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出来上がりサイズを置いて大きさを確認
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微調整は、そのまま巻いて転がして行う
被り口を切る
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被り口が約27.5cmになるよう印をつける
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ハサミで被り口部分を切る
*頭の大きさによって切り口の長さは調節してください -
切り口を撫でてフェルト化させる
石鹸分を洗い流す
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水で石鹸分を洗い流す
*キッチンのシンクで洗ってもOK -
水が濁らなくなるまで洗う
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脱水をする
*直径23cm以上のサラダスピナーを利用。または洗濯機の脱水でもOK
アイロンがけ
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アイロンをかける
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内側もアイロンをかける
陰干しで乾かす
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完全に乾くまで陰干しをする
*テーブルに置いたまま放置しておいてもOK
6 刺しゅうで仕上げ
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みなさんの作品をお待ちしてます。
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