企画展示
期限やテーマを設けて行う特別展示についてのお知らせ
Individuality 〜XSRによる「多彩なライフスタイル」
展示期間:2024年12月〜
2016年に「XSR900」が国内に導入されて、10年が経とうとしています。
ヤマハがXSRで実現したかったこと、それはモーターサイクルの根源的な楽しみの一部である、走る悦び、持つ悦び、纏う悦びをヤマハの歴史も踏まえた文脈で表現すること、でした。
普遍性と最新を融合させた初代の「XSR900」から始まり、自分らしさを表現した「XSR700」、「新たな自由」へのガジェットに変化した「XSR155/125」、そして80年代に着想を得た2世代目の「XSR900」に、そこからさらにヤマハレーシングスピリットを追求した「XSR900 GP」。横の広がりから縦のつながりまで、XSRシリーズを一挙に展示します。
また、Individuality(自己表現)をするには、マシンのカスタマイズとライダーファッションがポイントです。その「新たな可能性を広げるための幅広い視点」、それらを「自由にクリエイトするためのデザイン的な提案」も並行してご紹介します。
今回のXSR展示を通して、「己の美学を自由に追求し、 Individuality (自己表現)をする楽しさ」に触れていただければ幸甚です。
〈覧故考新〉 ヤマハモーターデザインのロジック
第4回「色彩の文化地理学 〜米国/欧州編」
展示期間:2024年8月〜
ヤマハモーターデザインの歩みを遡り、受け継がれゆくデザインのロジックを紹介する企画展示です。
第4回展示は、「色彩の文化地理学 〜米国/欧州編」と題し、「RAIDER」や「MT-01」などのアメリカ及びヨーロッパ市場向け製品を題材に当社のCMFG(Color, Material, Finish, Graphics)について解説しています。
会社創立時より、世界市場での事業展開は、ヤマハ発動機の指針のひとつでした。
技術的な進歩のみならず、デザインが製品にもたらす価値について、それを重要視する傾向が時代を経るにつれて強くなりました。
特に米国と欧州では乗り物文化が既に確立されており、表層的なスタイルの模倣では、簡単に受け入れられることが難しい市場環境でした。そこで、より説得力のあるデザインを創造するために、デザイナーが彼の地の気候風土や文化を肌で感じたうえで、それを価値として分析を行い、CMFG(Color, Material, Finish, Graphic)に反映する必要がありました。
今回は米国と欧州の文化地理学的な違いと同時に時代変化についても対置展示を行い、さまざまな角度からその特徴をご紹介します。
ヤマハの鋳造技術「技術」展示
展示期間:2019年〜2020年
つねに「人間の感性に訴える高品質なモノ創り」をめざすヤマハ発動機は、開発段階から独創的なコンセプト、悦びや信頼感を最大化する技術、洗練された躍動感のあるデザインに注力する一方、それらを具体的な製品としてカタチにする製造・生産部門でも長い経験を積み重ね、技術とノウハウに磨きをかけています。
そのひとつが、モーターサイクルや船外機、四輪エンジンなどの金属パーツを作る「鋳造」技術です。 かつて日本楽器製造(現・ヤマハ株式会社)の時代からその技術を受け継ぎ、最初のモーターサイクル「YA-1」をはじめ、さまざまな製品に活用しながら独自の発展を果たしてきました。
今回の展示は、「YZF-R1」や「MT-09」骨格モデルを例に、こうしたヤマハ鋳造技術の特徴をご紹介します。
ライダーにヘンシン!スクーター&クルーザー生活を豊かに彩る「ライフスタイル」展示
展示期間:2019年〜2020年
1階フロア「ライフスタイル」展示は、さまざまな製品を通じてみなさまの生活に豊かさや感動をお届けしたいというヤマハ発動機の思いを、憧れの情景、身近な風景に込めてシンボリックに表現するコーナーです。
現在のテーマは「もしもバイクを買ったなら…」。街なかを自由気ままに駆け巡る、ファッショナブルで便利な50ccスクーターか。はたまた、パワフルなエンジンと最新技術を駆使した車体で、アクティブなライディングや快適なロングツーリングが楽しめるスポーツモデルか。オーナーになったつもりで、ライダー気分を疑似体験いただけます。
ご用意している車両は、人気テレビ番組「充電させてもらえませんか?」でおなじみの電動スクーター「E-Vino」。そしてもうひとつ、アメリカ大陸横断などを想定したラグジュアリーな大排気量クルーザー「Star Venture」 の2台。
展示エリアまで上がっていただけるステージには、それぞれのイメージに合わせた背景とライディンググッズをそろえています。かわいらしく、かっこよくポーズをキメて「ライダー〜、にヘンシン!」してみませんか?