ヤマハボートとFRP技術 ~世界の水辺ではたらく和船
2013年 企画展 Vol. 1
開催期間:4月26日(金)~9月28日(土)
1960年、ヤマハ発動機は、最初のFRP(繊維強化プラスチック)製ボート「カタマラン21」「ランナバウト13」を発売。さらに漁船や和船、大型プレジャーボートなどを次々と手がけ、ボート事業をモーターサイクルと並ぶ基幹事業に発展させました。同時に、その躍進を支えた「FRP加工技術」も各種マリン製品やプール、スノーモビル、ゴルフカーなどに採用されて熟成・進化し、「小型エンジン技術」「制御技術」と並ぶヤマハのコア技術のひとつに位置づけられています。
今回の企画展「ヤマハボートとFRP技術~世界の水辺ではたらく和船~」は、ヤマハFRPボート製品のなかでもっともシンプルな構造・形状を持ち、また日本の沿岸のみならず世界でも幅広く普及しているFRP和船を取り上げ、その製造工程や使われ方、ヤマハボートの成り立ち、FRPの基礎知識などをご紹介しました。
展示内容
- 乗り込み可能なヤマハ和船「W-23PH」の実物を展示
- FRP和船ができるまでの工程を、1/5スケールの精密模型とコマ割り写真で再現
- 日本の水辺で活躍する和船の様子をパネル展示
- アフリカや中東、中南米など世界の水辺で活躍する和船の様子をパネル展示
- ヤマハボート、和船の成り立ちやFRPについての基礎知識をパネル展示