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開発ツール

2007年 企画展 Vol. 1

2007企画展 Vol.1
YZR-M1の挑戦 ~MotoGP第一章 2002-2006の記録~

YZR-M1開発ツール

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シミュレーションベンチ

実際のサーキット走行時と同様のエンジン回転数、スロットル開度でエンジンを試験する装置。高性能と同時に高い耐久性が必要なことからこの装置を使用し、サーキットでのエンジンの使用実態を正確に再現し耐久性を確認する。マシン特性やコースデータを設定すると、コンピューターがマシンの速度を計算し、それに見合ったスロットル開度で加速、サーキット走行が再現されシフトチェンジを繰り返しつつエンジンの回転数と負荷も変化する。


流体解析

実際のマシンによる空力特性確認の事前段階で、シミュレーションによる検討手段としてコンピューター上で空気の流れや圧力を確認する。今日では解析技術の進歩により、正面からの表面の風の流れはもちろん、車体内部の空気の流れも解明でき、各部の冷却性向上や強風などさまざまな条件下での優れた特性のつくり込みが可能となる。


コーナリング解析

実際のマシンと同じ質量と慣性モーメントを持ったモデルをコンピューター内でつくり、実走行と同様の条件を再現することで車体挙動を確認する作業。車体の重量バランスやサスペンションの設定をコンピューター内で検討することで、車体挙動問題の対策や最適化を効果的に検討することが可能となる。

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