本文へ進みます

ご挨拶

2006年 企画展 Vol. 2

2006企画展 Vol.2
RESTORATION ~蘇るかたち、蘇るスピリット~

ご挨拶

イメージ

2006年現在、当社で保管している歴史製品は、モーターサイクルを中心に船外機やスノーモビル、レーシングカートなど、合わせて約150台(機)にのぼります。コミュニケーションプラザ2階の歴史展示コーナーに展示している製品群もその一部であり、定期的に入れ替え作業を行いながら製品開発の歩みをいまに伝えています。
こうした歴史製品のすべては、労を惜しまない繊細な復元作業によって再びプロダクトとしてのかたちと輝き、機能と性能を与えられ、この時代に蘇ったものです。錆びついた部品の研磨、オリジナルに忠実な塗装、欠損した部品の型起こしなど、手間のかかる一つひとつの作業を積み重ね、一度はライフサイクルを終えた製品に再び命を吹き込んでいるのです。
当社では、コミュニケーションプラザの設立に合わせてレストア業務を体系化し、積極的かつ計画的に歴史製品の復元事業を展開しています。レストアされた車両はコミュニケーションプラザでの展示をはじめ、世界各地のイベントやさまざまなメディアの撮影等に貸し出されている他、第一線で活躍する技術者たちも頻繁に見学に訪れ、「温故知新」の格好の材料として大いに活用されています。
企画展「RESTORATION. ~蘇るかたち、蘇るスピリット~」では、当社のレストア業務の概要をご紹介するとともに、実際のレストア工程の解説や完成車両の展示を行いました。蘇った懐かしいヤマハ製品をご覧いただきながら、ヤマハマンの手の中から生まれ、時を超えて再びヤマハマンの手によって復元されたかたちとスピリットの記録をご紹介します。

ページ
先頭へ