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胎動期 1979年~1981年

2002年 企画展 Vol. 5

2002 企画展 Vol.5
パリ・ダカールへの挑戦  ~ 20年間の軌跡展 ~

胎動期 1979年~1981年
"出る者には挑戦、残る者には夢"1978年12月、提唱者ティエリ-・サビーヌの呼びかけで開始されたパリ・ダカールラリ-。
国際公認競技となる第3回までは、車両規定も無いアドベンチャーであった。多くのライダーが4サイクル・ビッグトレール「ヤマハXT500」を駆ってサハラに挑んだ胎動期、ファクトリーの活動は未だ開始されていない。

 


1979年 XT500改
記念すべきパリ・ダカールラリーの第1回大会でみごと総合優勝を果たしたシリル・ヌブ-選手のマシンと同型の「XT500」改。ゼッケン3は、ソノート社からエントリーし総合8位となったC・レイヤー選手のマシン。1976年にデビューし4ストローク、ビッグシングル、オフロードモデルの先駆けとなった「XT500」のコンペティションモデル「TT500」をベースに燃料タンクの大容量化、前後サスペンションの強化などがはかられている。この「XT500改」は、つづく第2回大会でも上位4位までを独占した。

● Engine type: Air-cooled 4-stroke OHC single-cylinder 499cc ● Fueltank capacity: 38L●Weight: 147kg

 

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