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企画概要

2002年 企画展 Vol. 5

2002 企画展 Vol.5
パリ・ダカールへの挑戦  ~ 20年間の軌跡展 ~

企画概要

ヤマハは、褐色の大地を舞台に繰り広げられる地上で最も苛酷なレース『パリ・ダカールラリー』に1979年の第1回大会から20年間にわたって挑戦し、二輪車部門では最多の9回の優勝を、またライダーでもステファン・ピーターハンセル選手(フランス)が、6回という個人最多の優勝を記録しています。

挑みつづけた20年を振返ると、多くのライダーが「ヤマハXT500」を選んで出場したパリ・ダカールラリーの『胎動期』、そうした状況に応えて市販車先行開発グループが"必ず生還できる"マシンを求めつづけた『模索期』、さらには急速にグローバル化していくパリ・ダカールラリーの中でレギューレーションの変更と競争の激化にあわせて、レース専門グループが勝利をめざした『挑戦期』、そして積み上げたノウハウを集大成したコンペティションモデルの提供によってアドベンチャーラリーの世界をより多くの人々が楽しめるものとした『普及期』、とその内容はさまざまでした。
しかし、時代は変わり、取組みの規模や体制は変わっても、サハラ砂漠の砂にまみれてこの異次元のレースを理解し、情熱を持って創意工夫をこらし、世界最強・最速マシンの創造による最高レベルの"人機一体"を追求しつづけたヤマハスタッフのチャレンジスピリットは不変でした。 この『パリ・ダカールラリーへの挑戦~20年の軌跡展』は、ヤマハのチャレンジスピリットとヤマハブランドの精神である、ヒュ-マシン技術によるエキサイティングな世界、新たな感動創造の最も象徴的な事例のひとつとして企画され、エンジニアを中心とする当時の担当者の手によってまとめられたものです。
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