1970年 XS1
展示コレクションの情報
(1970年/市販車)
1955年の創業以来、2ストロークエンジンのモデルを手がけてきたヤマハ発動機が、初めて発売した4ストロークモデル。日本では高速道路の普及期を迎え、世界的にもモーターサイクルの大型化・高速化へのニーズが高まるなかで「軽量・スリム・コンパクトな大排気量スポーツモデル」という開発テーマ、与えられた命題を、細身のダブルクレードルフレームにスリムなOHC・バーチカルツインエンジンを搭載することで解決、多くのファンを獲得し、ファンからは「ペケエス」の愛称で呼ばれた。
- 全長 × 全幅 × 全高: 2,175mm × 905mm × 1,155mm
- 車両重量: 185kg
- エンジン型式: 空冷, 4ストローク, OHC, 2バルブ, 並列2気筒, 653cm³
- 最高出力: 39.0kW(53.0PS)/ 7,000r/min
- 最大トルク: 53.9N・m(5.5kgf・m)/ 6,000r/min
- 販売価格(当時): ¥338,000
※各モデルの説明や諸元で表記している数値などはすべて販売当時のものです。