MotoGP世界選手権 イサン・ゲバラ選手、2027年にYamaha MotoGPプログラムに加入
ヤマハ発動機のレースに関する広報発表資料をご紹介します。
2026年8月28日
ヤマハ発動機株式会社は、イサン・ゲバラ選手が「Prima Pramac Yamaha MotoGP」に加入し、2027年からMotoGP世界選手権に参戦することを決定しました。ゲバラ選手のMoto2世界選手権からの昇格は、当社のライダー育成活動「BLU CRU(ブルー・クルー)プログラム」における重要な成果であり、次のMotoGPタレントの育成を目指す当社の取り組みを、一層強化するものとなります。
2022年、ゲバラ選手は並外れた才能を発揮してMoto3チャンピオンに輝きました。2026年シーズンはMoto2で活躍を続けており、第12戦イギリスGP終了時点でランキング2位につけ、熾烈なタイトル争いを展開しています。
ゲバラ選手のMotoGP昇格は「BLU CRU」プログラムにおける重要な成果であり、当社が未来のスターをキャリアの初期段階で発掘し、支援し、育成するという取り組みに尽力してきたことを示すものです。
MotoGPは2027年、850ccマシンとタイヤサプライヤーの導入に伴い、技術面で新たな時代を迎えます。プレミアクラスへのステップアップは、ゲバラ選手にとって絶好のタイミングであると確信しています。
パオロ・パヴェジオ
「イサンのMotoGP昇格は、BLU CRUプログラムの素晴らしい成果です。私たちは彼の才能を以前から認識していました。Moto3チャンピオン獲得までの過程で見せたスピードが、そのポテンシャルを如実に表しています。Moto2昇格後は2シーズンにわたり厳しい戦いが続きましたが、約1年半前、私たちは、彼の目標であるMotoGP参戦を後押しすることで合意に至りました。
ともに旅するなかで、イサンは私たちがまさに期待していた通りの姿を見せてくれました。持ち前の素晴らしい才能と速さに加え、ひとりのライダーとして、またプロフェッショナルとしても大きく成長しました。勤勉さや強い意志、安定性、そして絶えず向上し続けることが、次のステップへの準備が整ったことの証です。
これほど才能あふれる若手ライダーをMotoGPプロジェクトに迎えることは、ヤマハにとって非常に喜ばしいことです。次世代のライダーの育成はこのスポーツの未来にとって不可欠であり、イサンはまさに、その代表的存在です。
MotoGPが技術面でまったく新たな時代を迎える2027年は、初めて参戦するルーキーにとっても理想的なタイミングだと考えます。新しいレギュレーションやマシンへの適応が課題となるなかで、伸び盛りの若いライダーが成長し、最高峰の舞台で地位を確立するためのまたとないチャンスとなるでしょう。ヤマハとともに新たな章をスタートさせるイサンを全力でサポートしていきます」
パオロ・カンピノーティ
「Prima Pramac Yamaha MotoGPにとって非常にエキサイティングな新たな章の幕開けです。2027年にイサンを迎えられることを誇りに思います。彼はMoto2参戦を通じ、素晴らしいパフォーマンスや献身的な姿勢、継続的な成長を証明し、その結果としてこのチャンスをつかみました。
私たちはイサンの成長を間近で見てきました。速さだけでなく、成熟性や強い意志もよく知っています。MotoGP参戦は彼にとって重要なステップです。新たな戦いに挑み、最高峰レベルで成長し続けるために必要な資質が、今の彼にはすべて備わっていると確信しています。
彼を我々のチームに迎えることは、私たちとヤマハとのパートナーシップの背景にある、才能あふれる若手ライダーを育成し、プレミアクラスへと続く明確な道のりの構築にもつながります。我々はイサンの道のりに寄り添えることを誇りに思い、どのような成果をあげられるか楽しみにしています」
イサン・ゲバラ選手
「ついに夢をかなえることができました。MotoGP参戦はいつも私の目標でしたが、一方で、そこにたどり着くことがどれほど難しいことかもわかっていました。そこには長年の努力と周囲の人々の献身がありました。
私を信頼してくれたヤマハに感謝しています。これは私の努力だけで勝ち得たものではなく、両親やチーム、理学療法士、そして私をライダーとして、ひとりの人間として成長させてくれたすべての人々のサポートのおかげです。
しかしながら、私は同時にとても落ち着いています。今はMoto2に全身全霊で集中しているからです。2026年シーズンのタイトル争いを展開中であり、この章を最高の形で締めくくることが今の目標なのです。
2027年に向けては、新たな挑戦に胸が躍ります。MotoGPは新たな時代を迎え、ステップアップを果たすライダーたちにとってもチャンスが生まれるでしょう。最初の目標は、学習し、できるだけ早く適応し、チームとしっかり連携することです。それから一歩一歩着実に成長し続け、最高のレベルに到達したいと思っています」
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