MotoGP世界選手権 2026年末をもってジャック・ミラー選手とのMotoGPでの契約を終了
ヤマハ発動機のレースに関する広報発表資料をご紹介します。
2026年8月27日
ヤマハ発動機株式会社は、2026年シーズンをもって、「Prima Pramac Yamaha MotoGP」から参戦中のジャック・ミラー選手との契約を終了することとなりました。当社のマシン開発において重要な役割を担ってきたミラー選手は、シーズン終了と同時にチームを離れることになります。
ミラー選手はPrima Pramac Yamaha MotoGPプロジェクトに加入して以来、MotoGP開発プログラムに貴重な経験と技術的知見をもたらし、成長と変革という重要なフェーズにある当社の取り組みを支えてきました。
またMotoGP参戦と並行して2025年と2026年の鈴鹿8時間耐久ロードレースにも出場し、素晴らしいチームスピリットを披露するとともに、当社のレース活動全般に対する揺るぎない献身性を示してくれました。
当社はミラー選手のプロフェッショナリズムや献身的な姿勢、プロジェクトへの多大なる貢献に感謝するとともに、今後のさらなる活躍をお祈りいたします。
パオロ・パヴェジオ
「ジャックは、ヤマハのMotoGPプロジェクトの重要な時期にチームに加入し、すぐさま貴重な戦力となりました。技術的な知見や適切なフィードバック、そして一貫した献身性によって、さまざまな場面で私たちを後押ししてくれました。
彼はあらゆる課題に対し、プロフェッショナリズムと熱意を持って取り組みました。MotoGPでの活動に加え、鈴鹿8耐出場に快く出場したことにも、その姿勢が表れていました。
またコース上の貢献にとどまらず、チームに多大なエネルギーを与えてくれる存在でもありました。彼のポジティブな姿勢やチームスピリット、ガレージ全体の絆を深める能力が人々を引き付け、プロジェクトにかかわるすべての人にとって、かけがえのないチームメイトとなっていました。
ヤマハを代表し、彼の貢献と尽力に対し心より感謝申し上げます。彼の今後のますますの活躍をお祈りするとともに、いつかまた、彼がヤマハ・ブルーを身にまとう日が来ることを願っています」
パオロ・カンピノーティ
「チームを通り過ぎていくライダーもいれば、チームの歴史に長く影響を残すライダーもいますが、ジャックは間違いなく後者です。長年ともに過ごすなかで、彼はライダーとしての貢献とチームメンバーとしての人柄を通じてPrima Pramacの歴史における重要な存在になりました。
ともに歩んできた道のりが終わりを迎えることを、私たちはとても残念に思っています。しかしこのスポーツにおいては避けて通れない決断なのです。ジャックと彼の家族の今後のさらなる活躍を祈っています。ドアはいつも彼のために開けておきます。なぜなら、一度Prima Pramacファミリーに入ったら、ずっとその一員であり続けるからです」
ジャック・ミラー選手
「ヤマハ、Prima Pramac Yamaha MotoGP、そしてプロジェクトに携わるすべての方々に、ともに歩む機会をいただけたことを感謝します。未来を目指して取り組むチームの一員になれたことは貴重な経験でした。誰もがプロジェクトを前へ進めるために全力を尽くしており、そのなかでひとつの役割を担えたことを誇りに思います。
まだレースが残っているので、引き続きこのチームとともに、好結果でシーズンを締めくくることに注力していきます。応援と信頼を寄せてくださったファンの皆さん、そしてヤマハのひとりひとりに感謝申します」
ご参考
ミラー選手はMotoGPのなかでも最も経験豊富なライダーのひとりであり、世界選手権で10年以上にわたり活躍し、数々の輝かしい戦績を記録してきました。2014年にMoto3で6勝を挙げてランキング2位を獲得し、翌2015年には一気にMotoGPへのステップアップを果たしました。MotoGPでは優勝4回、表彰台23回、ポールポジション2回という記録を残し、複数メーカーでトップ争いを繰り広げ、MotoGPで最も人気のあるハードファイターのひとりとして評価されています。
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