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ヤマハ発動機のレースに関する広報発表資料をご紹介します。

ロリス・バズ選手がYART Yamaha Official EWC Teamからボルドール24時間に出場

2019年8月29日

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 7月末に開催された鈴鹿8時間耐久ロードレースで6位を獲得したYART Yamaha Official EWC Team(YART)は短い夏休みを終え、9月21~22日に行われる2019-2020世界耐久選手権の開幕戦ボルドール24時間に照準を合わせ、準備を進めています。

 昨年はこの大会で2位を獲得したYARTは、新シーズンの開幕戦に向けてメンバーを変更。同ウィークにアジアロードレース選手権(ARRC)の第6戦マレーシア大会が開催されますが、YARTのレギュラーライダーであるブロック・パークス選手が、ASB1000のチャンピオン獲得を目指しARRCに参戦するため、スーパーバイク世界選手権に参戦中のロリス・バズ選手を代役として起用します。バズ選手は耐久レースの経験が豊富で、2011年にはYARTから出場したル・マン24時間で3位表彰台を獲得したほか、2013年にはボルドール24時間で優勝しています。
 これによりYARTは、マービン・フリッツ選手、ニッコロ・カネパ選手、バズ選手のメンバーでボルドール24時間に出場します。

ロリス・バズ選手談
「YARTからボルドールに出場できることになり、非常にうれしく思っています。予定外のことでしたが、私はいつでもEWCを愛していますし、すばらしい思い出がたくさんあり、マンディ監督をはじめヤマハの方々ともよい関係を築いていました。その彼らが声をかけてくれて、Ten Kate Yamaha も同意したとなれば、私の答はもちろん“Yes”です。おかげで9月は非常に忙しい月になりますが、夏の間にしっかりトレーニングしてきたので問題はありません。私はマンディを“ダディ”と呼んで慕っています。というのも彼は若いライダーにチャンスを与えてくれる数少ない人物のひとりで、2011年には18歳の私をEWCに出場させてくれました。そのル・マン24時間では3位表彰台を獲得。今回のボルドールでは、ニッコロ選手、マービン選手とともに優勝を狙います」

マンディ・カインツ監督談
「私はバズ選手が子どもの頃からよく知っています。2011年には18歳で初めて耐久レースに出場したのですが、耐久レースのライダーとしては非常に若かったので、私たちは彼を“ベイビー”と呼び、実はいまだにそれが続いているのです。彼はあの年、チームのためにすばらしい仕事をしてくれました。そしてその翌年にはWorldSBKへ移っていきましたが、その後も耐久レースへの興味を失うことはありませんでした。私たちとの関係もずっと続いていて、よく連絡も取り合っていたので、パークス選手に代わるライダーが必要になったときに真っ先に声をかけました。ただでさえ忙しいこの時期に、耐久レース出場を許可してくれたTen Kate Yamahaに心から感謝しています。ボルドールはヨーロッパで唯一、優勝したことがない大会です。昨年もわずか54秒差で2位に留まるなど表彰台の頂点には手が届きませんでした。バズ選手、フリッツ選手、カネパ選手という布陣で臨む今年こそ、初のボルドール優勝を実現したいと思います」

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