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ヤマハ発動機のレースに関する広報発表資料をご紹介します。

2019 FIMトライアル世界選手権 TrialEクラス オランダGP 黒山選手と「TY-E」が減点4/クリーン27と健闘し2位表彰台を獲得

2019年6月24日

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 2019年6月22~23日、FIMトライアル世界選手権の第3戦オランダGPにて、TrialEクラスの初戦が行われ、ヤマハ発動機の電動トライアルバイク「TY-E」で参戦した「YAMAHA FACTORY RACING TEAM」の黒山健一選手は、15セクション・2ラップで減点4/クリーン27と健闘するも、わずかにおよばず2位となりました。
 黒山選手と「TY-E」は、22日(土)の予選を2番手で終えると、15セクション・2ラップで争われる決勝では1ラップ目で減点3と、オールクリーンのライバルに続く2番手とします。迎えた2ラップ目、黒山選手はさらにギアを上げ1ラップ目を上回る減点1に抑え、減点4/クリーン27という成績で全セクションを終えましたが、またもオールクリーンとしたライバルに続く2位で初戦を終えました。
 「YAMAHA FACTORY RACING TEAM」と黒山選手は引き続きヨーロッパにとどまり、逆転チャンピオンを目指して6月29~30日に行われる最終戦のベルギーGPに臨みます。

RESULT オランダGP
順位 ライダー 国籍 マシン 減点/クリーン
1 CABESTANY Albert ESP Gas Gas 0/30
2 黒山健一 JPN Yamaha 4/27
3 TOURNOUR Gianluca ITA Gas Gas 11/27
4 CORDON ROPERO Joan ESP Mecatecno 46/14
5 CROSSET Dany BEL Gas Gas 75/6

黒山健一選手談(2位)
「今回は15セクションすべてが人工で比較的簡単な設定だったため、優勝するにはオールクリーンが必要と考えていました。そのため昨年以上に緊張があり序盤にミスが出てしまいました。ライバルのカベスタニー選手が得意とするセクション設定だったことから、この時点で相手のミスを待つ厳しい状況となったのです。しかしその後はTrialEクラス独特の空気感にも慣れ、気持ちのよい走りもでき、次に繋がる2位を確保することができました。ベルギーGPは自然の地形を利用したセクションもあるので、今回よりも戦える状況になります。決戦に向けしっかり準備し逆転チャンピオンを狙いますので、ぜひ応援をよろしくお願いします」



木村治男監督談
「開幕戦は、昨年のトライアルGPクラスでランキング5位という世界トップ選手と一騎打ちになりました。黒山選手はこのライバルにけっして負けることなく健闘し、TY-Eもしっかりと走ってくれましたが、運も含めわずかな差で2位と悔しい結果になりました。しかし、まだベルギーGPが残っています。相手が強力なことはわかっていますが、我々は諦めていません。気を引き締め前を向き、チーム一丸となって黒山選手をサポートし勝利を目指しますので、楽しみにしていてください。そして日本から黒山選手への声援をよろしくお願いします」



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