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若手ライダーの育成を目指す第2回「THE MASTER CAMP」を開催
「VR46 Riders Academy」に若手ヤマハライダー6名を派遣

2016年9月2日

　ヤマハ発動機株式会社は、バレンティーノ・ロッシ選手が主宰する「VR46 Riders Academy」と協力し、若手ライダーの育成・教育を行う第2回「THE MASTER CAMP」を、2016年9月14〜18日に開催し、アジアロードレース選手権・アジア・プロダクション250（ARRC・AP250）に参戦中のヤマハライダーから選抜した6名を派遣します。参加者は、「VR46 Riders Academy」の拠点であるイタリアのタヴッリアに滞在してトレーニングを受け、さらなる成長を目指します。

　派遣ライダーは、2016 ARRC・AP250第4戦インドネシアまでのランキング、年齢などで選抜したタイ2名、インドネシア2名、日本1名、マレーシア1名です。主なプログラムは、「VR46 Riders Academy」の本拠地「モーター・ランチ」や「ミサノ・ワールド・サーキット・マルコ・シモンチェリ」での走行をはじめ、ミニコースでのカートを使用したトレーニングなどを予定しています。 　なお、「THE MASTER CAMP」の様子は、当社レースサイトの「YAMAHA|VR46 Riders Academy スペシャルサイト」にて随時公開します。

　「VR46 Riders Academy」は、ロッシ選手がこれまで積み上げてきた経験と知識をもとに、世界のトップライダーを目標とするイタリア人若手ライダーの活動をサポートするため、2014年に開設されました。当社は現在、段階的な成長機会を提供するステップアップモデルの構築を進めていますが、同アカデミーを、これと連動する育成・教育システムのひとつとし、若手ライダーのモチベーション向上や、さらなる経験とスキル習得によるステップアップの促進を目的に、今年3月、「VR46 Riders Academy」と3年間のオフィシャル・パートナーおよびモーターサイクルのオフィシャル・サプライヤー契約を行い、7月には第1回「THE MASTER CAMP」を実施しました。

「YAMAHA|VR46 Riders Academy スペシャルサイト」はこちら

バレンティーノ・ロッシ選手談

「2回目のMASTER CAMPを迎えることができてうれしいよ。7月の1回目は、関わったすべての人たちにとってとてもすばらしい経験だった。ヤマハが選んだ、ピラポン、ガラン、宗一郎、カスマ、イマニュエルは、どの分野でも速く、予想を上回る能力を持っていたし、MASTER CAMPのユニフォームに誇りを持ち、意欲的にがんばってくれた。本当にすばらしいセレクションだった。また、初めて教える立場となったVR46 Academyのライダーにとっても非常にいい経験になった。1回目のMASTER CAMPでは、それぞれが力を合わせ、一生懸命に取り組んだことで目標を達成することができたと思っている。今回のMASTER CAMPでは次のレベルを目指し、プロライダーになるためのヒントを若いヤマハライダーに教える。今回もまた有意義で楽しい一週間になると確信しているよ。そしていつかMASTER CAMPのライダーとVR46 Academyのライダーがタイトル獲得を争うことになるとうれしいね」